NO DOG,NO LIFE~犬との遊びは技術だ~

こんにちは。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の大竹です。先日仕事をしていたら、どこからか「ぷーぷー」と音が…「ん?何の音?」と思った瞬間、プレイボゥ代表の琴さんの愛犬ケイティが嬉しそうにおもちゃを鳴らしながら私のもとに近付いてきました。

えへへ♪遊ぼうよ!


か、かわいい…!猛烈に、かわいい…!!ただひたすら、かわいい…!!!仕事中でしたが、その気持ちを抑えることができず…ちょっとだけ、遊びました(笑)


その遊び方、犬は楽しんでいますか?

犬との遊びは簡単そうに見えて、実はとても奥が深いです。プレイボゥでは以前、著書「『犬と遊ぶ』レッスンテクニック」を発売された、スウェーデン在住のイェシカ・オーベリー先生の特別授業を開催していました。その授業でお話いただいた、犬との遊びのポイントを簡単に2つご紹介します。


まず一つ目は、「引っ張りっこ遊びは左右に大きく」です。多くの方は「引っ張りっこ遊び」では犬と対面でおもちゃを引っ張っているかと思います。しかし、実はこれだと犬は「おもちゃを取られる!!」と焦りを感じ、犬の気持ちは「飼い主と遊ぶの楽しい!」ではなく、「取られないぞ!」という競合の気持ちに変わってきます。つまり、犬に引っ張りっこを「遊び」として楽しんでもらうには、“人が左右に大きく動くこと”が大事なのです。左右に揺れながらおもちゃを引っ張ってあげたほうが、犬にとっては「おもちゃを取られる」という気持ちがなくなり、遊びを純粋に楽しめるようになります。

二つ目は、「後ろに下がること」です。犬がおもちゃを咥えて後ろに引っ張ったら、人はぱっとおもちゃを手放します。そして、後ろに下がりながら「おいで~!」とまた遊びに誘います。犬の前から人が向かっていったりすると、犬はびっくりしてしまうので、後ろに下がりながら遊びに誘うことが重要なのです!おもちゃをぱっと離し、後ろに下がる。これを繰り返すと、犬が戻ってくるスピードがどんどん速くなるはずです。

まだまだ犬との遊びのポイントはたくさんありますが、それは是非、イェシカ先生の著書「『犬と遊ぶ』レッスンテクニック」でお読みくださいね。

“犬との遊び”もトレーニングツールのひとつ

特別授業では、デモンストレーションとして選ばれた犬と飼い主さんの遊びを実際にイェシカ先生に見てもらいアドバイスをいただく時間が設けられました。すると、それまで飼い主さんとの遊びを楽しめていなかった犬が、イェシカ先生のアドバイスを受けることでどんどん遊びを楽しむようになったのです。犬との遊びは本当に奥が深い。そんな犬との遊びを森山先生はこんな風に使いこなしていました。
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タイトル: おもちゃの利用方法
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「遊び」と「ドッグトレーニング」。全く関係ないもの同士のように思えますが、つながっているんですねぇU^(ェ)^Uしかし、どういうトレーニングにおもちゃを使った遊びを用いることが適しているか、というのも一般の飼い主さんではなかなか判断などが難しいかと思います。その辺りも提案、レクチャーできるのが「犬のプロ」であるドッグトレーナーという存在なのです。


ちなみに、森山先生は犬と遊ぶときは子供になったつもりで遊ぶ!!ということもおっしゃっています。これ、犬と遊ぶ上ではとっても大事です!子供は本能に従順ですよね。「お腹すいた!」とか「眠い~!」とか。だから、遊ぶときは
全力で本気で遊ぶし、そういった部分に、犬も何か通ずるものを感じているのかもしれません。

犬と遊ぶときは全力で!!

最後に…


さて、犬との遊びについての本ブログはいかがでしたか?タイトルにもあるように、犬との遊びには技術が必要です。そしてそれはトレーニングにも活かすことが出来るというのは、目から鱗!ですよね。

愛犬とのトレーニングのツールのひとつに「遊び」があるということ、そして犬と遊ぶときは「子供になったつもりで、全力で!」ということを、犬を迎えた際には思い出していただけると嬉しいです。