なぜ必要?何から始める?犬のしつけ<その1>

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犬と共に、犬を学ぶ。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーで“犬”を学びませんか?
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こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の大竹です。

犬と暮らしていく上で、しつけ(トレーニング)は欠かせないものである、と私たちは日々発信しています。
しかし、そもそもなぜしつけは必要なのでしょうか?
犬を迎えたら、一体いつからしつけを始めればよいのでしょうか?
そして、しつけは何から始めればよいのでしょうか?

今日から2日間のブログでは、しつけの必要性やしつけを始めるタイミングなどをご紹介していこうと思います!


なぜ犬をしつける(トレーニングする)のか?

まず、「なぜ犬のしつけ(トレーニング)」は必要なのでしょうか?

答えは簡単。人も犬もお互いに快適な日々を過ごすためです。

犬とともに生活をするにあたり、犬にとっては当たり前の行動(怖いから吠える、嫌だから咬みつく、楽しくて飛びつく等)が人間社会では「問題行動」と捉えられることがあります。そうすると、犬も人も日々の生活がストレスフルになります。
そうならないためにも、飼い主はトレーニングを通じて、犬に人間社会で暮らすためのルールや過ごし方を教えてあげるのです。

また、トレーニングは犬とのコミュニケーションツールにもなります。異なる種が生活をともにすることは容易ではありません。しかし、コミュニケーションツールひとつあるかないかで、犬と過ごす日々の輝きは全く違ってきます!

つまり、犬のトレーニングは「犬だけ」が学ぶものではなく、飼い主さんにもぜひ知っておいていただきたいものなのです。

犬 人
人と暮らすうえで犬へのしつけ(トレーニング)を学ぶことは、犬にとっても飼い主にとっても必要なことなのです。

犬を迎えたらすぐに始めなくてはいけないこと

続いては「いつからしつけを始めるべきか?」ですね。これは「犬を迎えたらすぐ!」です。
※ここでは、迎えた犬が【子犬】という前提で話を進めていきます。

「しつけ」というイメージとは少し異なるかもしれませんが…
子犬を迎えたらすぐに「社会化」を行いましょう。
社会化とは、様々な物事を経験し、それらに順応することで、適切な行動をとれるようにしていくことです。
社会化を行うのに適した生後約1か月~3か月の時期を“社会化”と呼びます。
「犬の心の器を広げてあげる」といったイメージを持っていただくと、わかりやすいかもしれません。幼い頃に様々な物事を経験し、それらへの順応性が上がる(心の器が大きくなる)のです。逆に、ここで社会化を怠ると、心の器が小さく、ちょっとした出来事や刺激に過剰に反応を示してしまい、犬は日々の生活がとってもストレスフルになります。

子犬
社会化はその後の“犬生”を左右します。社会化も立派な『犬のしつけ(トレーニング)』の一部です!

社会化は“犬の心の器を広げる”トレーニング

社会化期に順応しておきたい物事の例はこんな感じです。


・飼い主を含めた色々な人
・色々な犬
・様々な環境(お家の中、人通りや車通りの多い道路、線路のすぐ近く等)
・身体に触れられること
・散歩中に目にするもの(車、自転車、バイク、猫、子供等)


ざっと書き出しましたが、正直まだまだ足りません。
社会化期のうちに、これだけたくさんのことを経験し、順応させなくてはいけないのです。
かといって、社会化はこれらの物事にただ曝せばよい、というものでもありません。
様々な物事に対し、良いイメージを持ってもらわなくては、逆にトラウマを抱えてしまう可能性もあります。


たった2か月しかないの社会化期に、質の良い社会化を行うためには、やはり犬のプロの力を借りるのが一番です。したがって、子犬を迎えたら「子犬の保育園」に入園してほしい、と私たちは考えます。

もし、読者の中に子犬を迎えてすぐの方がいらっしゃいましたら、まずはご自宅近くの「犬の保育園」を探してみてください。

子犬の話まででこんなに長くなってしまいました…
しかし、まだまだお伝えしたいことは山ほどありますので、今日はいったんここまでに。
明日もお読みいただけると嬉しいです!