愛犬からメールを
こんにちは。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー講師の矢川です。
数か月前の自分のメルマガで、犬のトリックについて書かせていただきました。
たしかその時は犬が片前足をあげる動作に「カンパイ」という言葉をつける事についてお伝えいたしました。
念のためここでお伝えするトリックの意味についてお伝えいたします。
トリックの意味とは?
トリックの意味を少し調べると「人を欺くためのからくり」とか「たくらみ」や「だます手段」という意味が出て来ます。
犬のトリックは人を欺くもの?
何か変な意味になってしまいますよね。
ドッグトレーナーが用語として使う犬のトリックの意味は「人を楽しませる芸当、技」になります。
一般的に犬のトリックで最もメジャーなものと言ったら、個人的には「お手」かなと思います。
人が「お手」と言ったら、犬が片前足を人の手のひらに乗せてくるトリックですね。
手のひらのおやつを握って、犬の近くに持っていくと、おやつ欲しさに片前足を人の手に乗せてきます。
その瞬間におやつをあげるのが教える一つの方法です。
「お手」の他に「おかわり」や「ハイタッチ」なども人の手に対してアクションをとるトリックがあります。
さて、犬が人の指示で特定の場所に片前足を置くことができるとこんなことも可能になります。
楽器やパソコンも利用すると
繰り返しお伝えしますが、犬のトリックの意味は「人を楽しませる芸当、技」になります。
そのため、個人的には犬がどんな動きをしたら、飼い主さんが楽しくなったり、喜んでくれるかにも着目します。
犬が怖がったりしなければ、ベルを鳴らしたり、カスタネットやタンバリンなども鳴らすことが可能です。
一定の順番やタイミングで鳴らせたりすると、演奏しているみたいになりますよね。
また、特定の場所に片方の前足をしっかり置く事ができると、もしかするとこんな事もできるかもしれません。
例えばパソコンのマウスや、キーボードのEnterキーにわかりやすい目印となるものを置きます。(または貼り付けます)
小さいキャップのようなものが良いでしょう。(誤飲しないように気を付けます)
そこをピンポイントでタッチ出来ると..

アイデア一つでトリックの楽しさが広がります。
発想力が大事
メールを作成しておき、送信にカーソルを合わせた後、犬にマウスをタッチしてもらいます。
ある程度の文章は人が作らなければなりませんが、犬からのメールを受けた感じになりませんか?
「誕生日おめでとう!」や「いつも美味しいごはんをありがとう!」などの文章を作って、最後にマウスを押してもらう感じです。
動画でその瞬間を撮って置き、後でメールを受けた人に見せてあげるとよりリアル感が増すと思います。
Enterキーも押せるようになると、愛犬に決定権があるみたいで楽しいかも知れませんね!
あくまで、個人的な発想になりますが可能だと思うのです。
愛犬のちょっとした仕草が、すごい事をしているように見せる事が出来るのもトリックの良い所。
皆さんもトリックの応用編を考えてみてくださいね!
自分の発想に柔軟性が身についてくるかも知れませんよ!
トリックを教える理由って?
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