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人を癒す動物介在プログラム

こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー依田です。


犬と一緒に暮らしている方は、犬と寄り添ったり、お散歩で共に外の心地良さを共有したり、きっと心の安らぎや癒し等を犬から与えられ、幸せに感じて日々過ごされていることでしょう。


私も愛犬と一緒に就寝すると、スースーとした柔らかい寝息を聞こえてきます。
小さな悩み事なんて、どうでも良くなる様な優しい気持ちになります♪

 

動物介在プログラムとは?

今回は、犬好きさんなら一度や二度、耳にしたことがあるかもしれない【動物介在】について簡単にですがお伝えしていきたいと思います。

まず、動物介在プログラムってなに?というところからですが、先ほども書いたように、犬には人からだと与えられない心の安定作用を効果的に発揮することが可能とされています。


その犬の持つ特殊な能力に注目し、医療や教育現場等で人と人が関わる際に犬も介させて、人側の心身の健康維持や向上、そして命の大切さを伝えるということが、本目的です。


その動物介在プログラムの内容は、大きく3つに分かれています。

 

3つの動物介在プログラム(体験談有り)

・動物介在活動(AAA)
いわゆるアニマルセラピーと言われている【触れ合い活動】を指します。
QOL向上を目的に、犬が高齢者施設や少年院、児童施設等へ訪問します。

当スクールの卒業生でも活動をされている方々が多いです。

・動物介在療法(AAT)
闘病中の人に向けて、メンタルケアの一環で医療現場に出向き介在する方法です。
主に病院等の医療施設や緩和ケア等が挙げられます。


本来のAATとは主旨が異なりますが、身内の話で印象的な実話があるためご紹介します^^。


私の父はガンで63歳の若さで他界しました。
しかし最後まで生きる希望を持ち、緩和ケアに入ることを拒んでいました。


個室に入院していた父の希望が「(当時1歳の)愛犬に会いたい。」というものでした。


父が自宅療養中に今の愛犬を迎え、母と私は日中仕事だったので、子犬のころは父がお世話していたこともあり、愛着が湧いていたのです。


入院してからもずっと「会いたい」という希望を言ってましたが、お察しの通り病院に犬連れは難しいことですよね。


そんな命の灯が薄れていく父に、病院側の計らいでなんと!
1日だけ愛犬を病室に連れてきて良いという連絡がもらえたのです。


ただし吠えさせないこと、毛を散らさないこと、排泄等のルール等、様々な条件を病院側から出されたのですが、当時ドッグトレーニングを頑張っていた愛犬だったため、条件クリアをすることが出来たのが、何より嬉しいことでした。


そしてご対面!


その時の両者の喜びようったら、動画に撮っておけば良かったと未だに後悔していますが、父の顔は血の気が戻り、歩き出して散歩にでも行けるのではないか?と言うくらいの元気な様子で、思わず母と涙が出ました。


その2日後に父は逝去したのですが、未だに素晴らしい配慮をしてもらえた病院関係者の方々には感謝を言い尽くせません。


家族よりも「犬に会いたい」という父の気持ちに関し、きっと家族だけでは与えられない、犬だけの特殊な癒し能力があったからなのだろうなと今でも思っています。


・動物介在教育(AAE)
子供たちの思いやり心を育むことや、学習意欲を高めることを目的にしたものです。
主に小中学校が活動の場となります。


私も幾度と私立小学校の介在プログラム見学に足を運んだことがありますので、その時の様子を一例に過ぎませんが、お伝えしたいと思います。


現場にはドッグトレーナーが数名出向き、子供たちに命の大切さ、犬も心を持っていることをイラストを通しながら説明します。


まずは基本的な犬とのあいさつ、そして人も犬も生きていることを理解するために犬の心音を聴診器や、犬を寝ころばせ、直接心臓の音を聞いてもらいます。


鼓動を感じながら子供たちが「ドキ、ドキ、ドキ」と言って、嬉しそうだったのが印象的です。


他にも、ドッグトレーニングを子供たちにお披露目します。


その様子を見て、犬も人と同じで、努力をしてお勉強をすると、色々なことが出来る様になる頭の良い動物なんだなという事を知ります。

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犬の癒しの力は凄いですね。


ざっくりとですがこのような内容で、1時間半ほどのタイムスケジュールを終えますが、毎回充実したプログラムにあっという間の実感です。



子供たちはその時間が終わると、後日感想文を書いてくれます。
その感想が個々に目を奪うものばかりなのです。


いくつかご紹介します。


・犬が生きているとは知らなくて驚いたけど、好きになった。

・犬の心臓が聞けて、私と同じで嬉しかった。

・犬は触ったことがなかったけど、温かった。

・ドッグトレーナーになって、もっと犬と仲良くなりたいなと思った。

・手袋を通しても体が温かかったから、直接触りたくなった。
(これは、動物アレルギーで親御さんから手袋ならOKという指定があった子供の感想です。)


現代、犬たちは室内飼いへとなり、中々犬を迎えたことの無いご家庭だと犬に触れ合う機会は減ってしまいます。


このような介在の機会を与えられた子供たちの感想は、大人の私達から見ると思わず「え?」と思う感想も正直あるのですが、無知という理解で見解すると、非常に素直な感想だと感じ、改めて動物介在プログラムとは子供の心身の成長を助けるために犬を介在させた活動だと実感したのです。

 

動物介在プログラムまとめ

いかがでしたでしょうか?
実体験も踏まえてお伝えした介在プログラムですが、イメージが湧いて頂けると非常に嬉しいです^^。


最後に本文を読んで、自分でも出来そう!とか、愛犬がフレンドリーだから適してそう!と思われた方もいらっしゃるかもしれません。


指導する側、そして犬も介在のプロ集団です。
基本的に介在する対象の人は皆、心身が弱いまたは未発達な人が対象としているので、互いに失敗させない緻密なプログラムを考慮した上で活動をしていることを知ってください。


そして犬たちも社会化をはじめ、ドッグトレーニングや人慣れを徹底した上で行っている、練習を重ねた犬達です。


犬が横になって、人が心音を聞くという行為も練習あってではないと、ケガの恐れも十分ありえます。


そして、動物介在プログラムの活動中は長い時間、犬達は拘束されるので、ストレスが蓄積されてきてしまいます。


なので、活動後は思い切り発散をドッグトレーナーたちがさせているのです^^。


人にも犬にも配慮が出来て、互いに失敗をさせないことで、初めて動物介在プログラムが成り立つものだと考えています。


犬は体が小さいですが、人にとっては心の支えとなる大きな存在です。
非常に犬への尊さが増してきますよね!


関連記事もご紹介したいと思います。
以前、私が書いた記事で【付添犬】という動物介在プログラムに類似したものをご紹介しているので、是非読んでいただけると嬉しいです♪


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タイトル:付添犬ってご存知ですか?


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https://playbow-dogtrainers-academy.com/28181.php

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それでは、今回もお読み頂きまして誠に有難うございました。
良い週末をお過ごしください^^!