汗をかけなくなる恐怖

ペット飼いには試練の季節到来!

こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の瀬尾です。

先週に比べると、今週は曇り空が多く気温が低いですね。
ただ、ある夜、涼しそうだからとエアコンを消したら途端に暑くなってエアコンを消したことを激しく後悔しました(^^;)
もうすでにエアコンなしでは厳しい季節になったようです。

ペットを飼っている方は、より室温に気を使うのではないでしょうか?
我が家では、仕事中に飼い猫が留守番をしているので、停電が死活問題となっています。
せめてもの対策として、家電の遠隔操作が出来るスマートリモコンを買おうか検討中です。

ペットを飼っている皆さまは、停電対策はされていますか?
良い対策があればぜひ教えてくださいませ!

汗をかきづらい犬

夏は、犬にとっても人にとっても過酷な季節です。

アスファルトの路面温度は、真夏に太陽光を吸収すると60度以上になることも。
人間より体高が低い犬は、その熱を私たちより感じやすいですし、肉球も直にアスファルトに触れていると思うと、恐ろしいですよね。

今も、炎天下の中、犬のお散歩をしている光景を見ることがあります。
犬も人も心なしかフラフラしているように見えて、見ていてとても心配になってしまいます・・・

ちなみに、犬が暑がっているサインは知っていますか?

代表的なところでは、「ハァハァ」と口を開けて呼吸が荒くなる『パンティング』という仕草でしょうか。

舌を出して呼吸を浅く早くし、唾液を蒸発させて熱を逃すことで体温を下げる効果があります。
犬は汗腺が限られた部位にしかない為、私たちのように全身で汗をかいて体温を下げることが出来ないのです。

 

ボールと犬

遊んだ後もこのようにパンティングをして、上がった体温を下げているんですよ!

私の恐怖体験

大学生の頃、炎天下でスポーツをしていて、熱中症になったことがあります。

幸い大事にはならなかったのですが、水分補給が十分でなかったからか、気づいた時には立つこともままならず、とても怖い思いをしました。
私の場合、暑さは感じているのに汗をかけず、汗をかいて体温を下げるという機能が一切働かないという事態に。
汗をかきづらい犬の気持ちをこんな体験から知ることが出来ましたし、愛犬にこんな思いは絶対にさせたくないなと身をもって感じた経験になりました。

犬の気持ちを想像してみる

犬は、暑くても自分でエアコンを入れられませんし、水分補給も飼い主様が用意してくれないと出来ません。
暑い中、散歩に行くことは・・もしかしたら動かないことで意思表示が出来るかもしれませんが、小型犬であれば抱っこされてしまえば抵抗できませんね。


この時期は、いつも以上に愛犬に目を配り、快適な場所の提供、新鮮なお水の用意など、出来る限りのことはしてあげたいですね。

ただ、私たちにも暑がりな人、寒がりな人がいるように、犬によっても気温の感じ方は違います。
犬が寒いと思った時は暖かい場所へ、暑いと思った時は涼しい場所へ行けるよう温度の違う場所を作るなど工夫してあげることも大切ですね。

他スタッフのブログに、熱中症の対策と応急処置について書かれていたものがあったので以下にご紹介いたします。
最悪の事態は起きないことが一番ですが、起きてしまった時に慌てないよう予備知識を持つことも大切です!

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【 犬の熱中症の対策と応急処置 】

https://playbow-dogtrainers-academy.com/28577.php
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暑い季節も上手に乗り越えましょう!

いつも以上に犬の気持ちに寄り添って、暑い夏を一緒に乗り切っていきましょう!

ちなみに・・
我が家には犬1頭、猫1匹がいて、それぞれに専用の水入れを用意しています。
でも、気づくと犬は猫の水入れから、猫は犬の水入れから水を飲んでいるのです。
中身は同じ水なのに。
不思議だなと思いながらも、脱水症状にならなければいいかなと思う今日この頃です。