リードでケガをした話

リードって色々あるけれど、どれも正しく使うことが大切だよ!

こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局と講師も務めております佐藤ですU^エ^U

今朝、通勤途中に伸縮性のあるリード(フレキシブルリードと呼ばれるもの)を使って、お散歩している犬を見かけました。

佐藤は伸縮性のあるリード(以下フレキシブルシード)を使っているシーンを見かけると、『ゾゾゾッ!!!』と背筋が冷えるような感覚になります。

これには佐藤が過去にリードでケガをした経験が関係しています。

「え?リードで人がケガをする?どういうこと?」
となる方もいらっしゃるかもしれません。

犬と散歩する際には欠かせない“リード”。

日本ではノーリードでお散歩をすることは禁止されていて、罰金の対象になりますから、おそらく多くの方はリードを使って愛犬とお散歩されていることでしょう。

なので、今回は“リード”で、ふとした時にケガをすることがある危険性を知っていただきたく書いてみようと思います。

(危険だからリードを使わないようにしよう!という内容ではなく、リードを正しく理解して使おう!という内容です^^。)

リードでケガをした佐藤の苦い経験

そうあれは、学生時代…大学構内でラブラドールレトリーバーと遊んでいた時のことでした。

大型犬が伸び伸び遊べる囲いがある広場で、10mのナイロン製のリードを使って遊んでいたときのこと。

囲いもありますし、私たちしかいなかったのでリードの端は持たずに、地面に置いた状態で遊んでいました。

そして自分の周りを「周る」という指示を犬に出し、ボールを投げたとき・・・

普段は足にリードが絡まるので、絡まらないようにジャンプして避けながら遊んでいましたが、その時は運悪く自分の足にリードが絡まってしまいました。

「あっ…!」と思ったときには既に時遅く。

ラブラドールは私の足に絡まったリードなんて気にもせず(もちろんですよね;笑)、ボールを一直線に追いかけて行ったのです。

絡まったリードはジーンズと靴下でカバー出来ていなかった足首にひっかかり、シューッと音を立てて私の足首を抜けていきました。。。

直後は火傷のような傷ができ痛みは少なかったのですが、数日経つと腫れに腫れてしまい、治るまでに時間がかかりました。

今回はナイロン製のリードだったけれど

右下のピンク色のものがフレキシブルリード

この事故(?)はナイロン製のリードで起きた出来事でしたが、これがフレキシブルリードのような細いリード(素材のもの)だったら、どうなるでしょうか?

これが佐藤が冒頭でフレキシブルリードを見るとゾゾゾッとする、とお伝えした出来事の理由です。

想像するのも怖い…ですよね…。

フレキシブルリードが足に絡まる可能性は少ないと思いますが、愛犬がふとした瞬間に自分から離れた時、とっさにフレキシブルリードの細い部分を持ってしまったら・・・

私の友人は過去に大型犬のナイロン製のリードをとっさに手でつかんだ時、今回と同じようにシューッと走り抜け、人差し指と親指の間がぱっくりと切れてしまいました。

ナイロン製よりも細いフレキシブルリードですから、もっとひどい傷になることは想像しやすいことでしょう。

どんなリードでも正しく愛犬と使うために

そしてこれが、もしも愛犬や他所の犬に絡まってしまったら…?

フレキシブルリードに限った話ではありませんが、そんな危険性がリードにはあるのです。

ちなみにもし愛犬のリードをとっさにつかむ必要ある場合(それが逃走の場面等)、私はリードを足で踏むようにしています。

そして大事なことはどんなリードを使うにしても、リードに頼るコントロールではなく【飼い主自身が愛犬をコントロールできるように日頃からトレーニングしておく】状態にしておくことが、とっても重要になるのです。


リードでケガをしない、させないためにもぜひ日頃からトレーニングに取り組んでみてくださいね!