思い出話、聞いてくれますか?

こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局と講師も務めております佐藤ですU^エ^U

突然ですが、皆さんがお使いのスマートフォンやパソコンのデスクトップの画面(スマートフォンですと待ち受け画面でしょうか(^^;?)は、何を設定されていますか?

このメールマガジンをお読みの方の多くは、愛犬と暮らしている、または犬が大好きな方々が多いと思いますので、愛犬の写真を設定されている方が多いかもしれませんね(^^)

かくいう私は今使っているスマートフォンの画面は犬の写真ではありませんが、今まさに使っているパソコンのデスクトップには、2頭の犬が目黒川の桜をバックに写っている写真をデスクトップ画像に設定しています。

この写真、大のお気に入りで撮影したときから、ずーっとパソコンのデスクトップ画像に設定しています。

とっても思い入れのある写真なので、今日はトレーニングの話から少しだけ逸れてしまいますが、佐藤の思い出話を聞いていただけたら嬉しいです!

それでは、はじまりはじまり~(ぱちぱち~!)。

 

お気に入りの画像の被写体は・・・

(左)ボイシー (右)ケイティ

冒頭でご紹介した写真に写っている2頭の犬は、私の愛犬ではありません。

プレイボゥを創立した故森山名誉校長のパートナー犬だった子たちです。
(以下、プレイボゥスタッフが慣れ親しんだ「先生」と呼びますね!)

先生って誰?となった方はぜひ下記URLをご覧ください^^♪

◆森山の自己紹介
https://playbow-dogtrainers-academy.com/9253.php

その2頭の犬の名前はボイシーとケイティ。

ボイシーは森山先生が息を引き取ったあとも元気にプレイボゥへ出勤していましたが、2019年に虹の橋のふもとへ行ってしまいました。
今でも思い出すと寂しさがありますが、きっと今でも、先生とラブラブしていることでしょう(*´▽`*)

そしてケイティは現在も元気に出勤しています。
(アカデミーの教室にも出勤することがありますので、お楽しみに♪)

この2頭の犬種は共にゴールデンレトリバーです。

 

ある日「写真を撮りたい!」と出かけた先で

そして写真を撮影したのは2015年、ボイシーが10歳、子犬のケイティがやってきた年の春のこと。

中目黒教室の裏手には、桜で有名な目黒川が流れており、歩いて1分かからずに桜を見ることが出来ます。

毎年見ていますが、全く飽きの来ないこの景色に、可愛い2頭をコラボさせたい!と思い立った佐藤。

とある日に自前の一眼レフカメラを持って出勤し、「先生!ボイシーとケイティと桜で写真を撮りたいです!行きましょう!」と誘いました。

そして撮った写真が今のデスクトップ画像なのですが…。
当時印象的だったのが、当時のケイティのお話。

桜の時期は大混雑の目黒川沿い。
ケイティはあっちへこっちへと首が動き落ち着かず、ストレスがかかったときに見られる浅い呼吸(パンティング)も見られ、人混みに少し緊張した様子でした。
(その様子に先生はオモチャでケイティの気持ちをちゃんとフォローされていました^^)

 

実はスウェーデン生まれ

「え?プレイボゥを創立した故森山名誉校長くらいのドッグトレーナーなら、そのくらい“社会化”してるんじゃないの?」と思われた方!

実はケイティ、生後10か月の時にスウェーデンからやってきました。

その時の様子はこちら↓↓

◆ケイティーの来日と不思議な経験
https://playbow-dogtrainers-academy.com/9235.php

つまりケイティは“社会化”と言われる犬が成犬になってから経験するであろう物事に慣らすトレーニングをスウェーデンで行い、来日しました。(“社会化”に適した時期は生後約1か月~3か月と言われていますが、1歳過ぎまで行うことが望ましいとされています。)

そしてケイティは日本に来るまでの間、スウェーデンで愛情たっぷり注いでくれたマリーさんが住んでいたのは、東京という都会のような環境ではなく、自然豊かな環境で暮らしていました。

そしてマリーさんはしっかり犬のことを熟知されている方ですから、ケイティが東京に行くことが決まっているため、「東京は大都会。しっかり社会化しないと!」ということで、車で時間をかけて、スウェーデンの都会にケイティを連れて社会化してくださったそうなのです。

しかしマリーさんはケイティと一緒に来日した時、こんなことをお話されたそうです。

「ケイティの社会化が不足しているかもしれない。」


「東京ってすごいのね…。私が想像していた都会と違いすぎる…。」


つまり、マリーさんが社会化トレーニングの一環として連れて行ってくれたスウェーデンの都会度と、東京の都会度が違いすぎたようだったのです。

なのでケイティは日本に来てしばらくは、中目黒界隈を歩く緊張した様子が見られていたのです。

でもスウェーデンで様々な社会化を経験しているケイティは、順応するのもとっても上手だったので、スウェーデンでの社会化も決して無駄ではなかったということが見て取るように分かりました。

犬の社会化に損はなし!

パソコンのデスクトップの写真の話に戻りますが、この写真を見るたびに「あ~可愛い…」と思うのですが、合わせて「社会化の大切さ」も改めて感じることが出来る1枚なのです。

やって損はない“社会化”。

ぜひ皆さまも覚えておいていただけると嬉しいです!