犬の「老化」現象と進行速度

 

こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の石田です。

つい先日、4歳から付き合いのある幼馴染が結婚しました(^^)!

幼稚園から一緒、実家も徒歩1分かからないという環境で育った影響からか
もはや兄妹のような存在のため、結婚の報せを聞いた時、嬉さのあまり喜んで泣いてしまいました・・・。

 

犬と人の老化速度

4歳。・・・小さいですね。
そんな小さかった私たちが成人し、いまやそれぞれ家庭を持つまでに成長したということに時の流れを痛いほど感じています。

「お互いに老けたね」

というのが、会う度に発する幼馴染の口癖ですが、
この先、より年を重ねてもずっと同じ言葉を投げかけてくるのだろうと思います。(苦笑

もちろん、4歳のころに比べれば圧倒的に老けましたが。(笑)
いつか、「お互い成長したね」というオブラートな表現に変わらないかなと密かに期待しています。
(老けたね、は毎度地味に傷つきます(..))

私たち人間は、比較的長い時間をかけて成長し、老化していきますが、
人よりも平均寿命が短い犬は、人の何倍もの早さで成長し、そして老化していきます。

ちわわの写真

犬と人の老化速度は違います

例えば、幼馴染と私が出会った4歳。
人間の4歳を犬に換算してみると・・・・
小型犬や中型犬で約32歳、大型犬だと約33歳。
もう立派な大人!という年齢に該当していきます。

ということは・・・・・・

 

そもそも「老化」とは?

愛犬がとーーーっても元気で「まだ大丈夫」と思っていても、
人が感じているよりも早く、犬の老化は進んでいるということです(>_<)

ちなみに、犬の老化のスピードには個体差があります。
一般的に大型の犬ほど老化が早く、寿命が短い傾向があるといわれ、犬種による差もあったりするようです。

「犬種による差」というところで、少し余談を挟むと・・・・
私が飼育していた愛犬(犬種:パピヨン)は、比較的長寿傾向にあるのか、
愛犬含め、パピヨンを飼育していた方たちの多くが、その犬が16歳以上になるまで共に元気に生活していた、
という話をよく耳にします。(※あくまで個体差があるので確実ではありません。あくまで余談としてご覧ください。)

では、「老化」とはどのような現象のことをいうのでしょうか?

その辺り深堀りしていくと、私の知識が及ばない分野に突入しそうなので、
ごくごく簡潔にお伝えすると「細胞が衰える」ということ。

細胞が衰えるということは、細胞の再生が遅くなったり、再生自体ができなくなることも・・・
そうすると、体の機能が低下し、変化が起こり始めます。
その変化は、症状として見た目に出てくる場合もあれば、一見するだけではわからない内臓などの機能低下として現れることもある、というイメージです。

このような「老化」現象が、犬は人よりも早く進んでいきます。
その為、犬がどの時期から変化が起こり始めるのかを事前に知り、
犬の年齢(変化)にあわせた生活に都度変えていく必要があるということです。

 

その犬の年齢・状況にあった生活環境を整えよう!

ということで、今日は最後に、犬の年齢とその時期の変化を簡単にご紹介して終わりたいと思います!

[犬の年齢例]
・小型・中型犬:1歳 / 大型犬:1~2歳
⇒幼犬期:赤ちゃん~こどもの時期。少しずつ体が成長していく。

・小型・中型犬:2歳~6歳 / 大型犬:3歳~5歳
⇒成犬期:体力的にもっとも充実している時期

・小型・中型犬:7歳~11歳 / 大型犬:6歳~7歳
⇒中年期:犬によってはこの頃から老化の兆しがみられる場合も。シニアの入り口。

・小型・中型犬:12~16歳 / 大型犬:8~11歳
⇒高年期:顔が白くなってきたり、筋力や体力が落ちたりと老化が目に見えてわかる時期。病気が多くなる場合も。

・小型・中型犬:17歳~ / 大型犬:12歳~
⇒老年期:歩くのが困難になったり目が見えなくなったりと、犬によっては介護が必要になる時期。

こちらはあくまでも一例であり、
初めにお知らせしたように、個体差や犬種によっても状況は変わりますので
飼い主さん自身が、愛犬の状態をしっかりと把握することが何より大切です。

犬と幸せに過ごすため、犬の年齢・状態に合わせ、適切な生活環境を整えてあげましょう!


参考図書:シニア犬とのしあわせな暮らし方
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