この夏も要注意!犬の熱中症~初期症状と応急処置~

こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の大竹です。

梅雨も明け、本当に身の危険を感じる暑さが続いていますね(・_・;)。

厳しい暑さが続いているため、人はもちろん犬も熱中症対策が必要です。
すでに熱中症の恐ろしさについてはご存知の方も多いかと思いますが…!
今週はブログ2本立てで、改めて「犬の熱中症」について発信していきたいと思います!

熱中症になると犬はどうなる?

<犬が熱中症になったときの症状は?>
犬は熱中症になるとどんな症状が現れるのでしょうか?
犬は言葉を話せない分、飼い主がいち早く犬の異変に気付いてあげることが大切です!

1)呼吸が荒くなる・よだれが増える
犬は人間のようにだらだらと汗をかくことができません。
舌を出してハァハァと荒い呼吸(パンティング)をすることで体温を調節します。
そして、暑いと口を開けたままになるのでよだれも増えます。
いつまでも荒い呼吸が収まらず、よだれも大量にでているようであれば、熱中症の初期症状かもしれません。

2)口の粘膜や目が充血する
歯茎や目が充血するのも、熱中症によくみられる初期症状です。

3)身体が熱くなる
熱中症かも?と思ったら、犬の耳や脇の下、お腹などをチェック!
いつもより熱いと感じるなら熱中症かもしれません。

その他、重症化すると下痢や嘔吐が見られたり、ぐったりしたり、意識がなくなったります。
最悪の場合、死に至ることもありますので熱中症が疑われる場合はすぐに対処しましょう!

熱中症にならないためには、注意深く愛犬を観察する必要があります!少しでも異変を感じたら早めの対処を!

熱中症の応急処置は?

<熱中症になってしまったら?>
熱中症の初期症状であった場合は、まずは応急処置として、涼しい場所(クーラーの効いた部屋、日陰など)に移動し、犬の身体を冷やしましょう。
犬の首・わきの下・太ももの付け根は太い血管が通っています。
そこを水で濡らしたタオルや保冷剤で冷やすと効率よく体温を下げられます。

ただ、早く冷やそうと氷水などで全身を冷やしてしまうと、末梢血管が収縮して体温を下げるのに時間がかかってしまうため、ご注意ください。
もし水を飲めそうであれば、無理のない範囲でゆっくり少しずつ水を飲ませてあげてください。

また、熱中症の治療は時間が勝負!
一刻も早く治療を始められるように、動物病院への連絡も忘れてはいけません。
犬が熱中症になってしまったら、すぐに獣医さんに診てもらってください!

なお、応急処置をして落ち着いたとしても、実は熱中症のダメージが残っていて後日急に具合が悪くなることもあるそうです。
落ち着いた様子であっても、その後動物病院には行くようにしてくださいね!

<参考:犬の熱中症予防法は?初期症状と対処法も解説
<参考:【熱中症予防☆可愛いイラストポスター】愛犬と夏を安全に過ごす為のルール!

熱中症から愛犬を守ろう!

もし愛犬が熱中症で苦しい思いをしてしまったら…考えるだけで辛くなりますね…
飼い主が正しい知識を持ち、普段から愛犬の様子を気にかけ、少しでも早く異変に気付ければ、それだけ早く対処できます。
これは熱中症対策に限らず、犬にまつわること全般に言えますね!
愛犬のためにも、是非「犬情報」には常にアンテナを張っておいてくださいね!

私たちも皆さまのお役に立てる情報をどんどん発信していきたいと思いますU^ω^U

次回は熱中症になりやすい犬種、そして熱中症対策などについて配信したいと思います!

【知っておきたい!犬の熱中症~なりやすい犬種と対策法~】