【 営業方法、導入編 】
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ドッグトレーナーが動物病院の先生とお知り合いになるにはいくつかの方法があります。
前回、書いたように近所で評判の良い病院に自分の犬を連れていき先生や病院のスタッフと仲良くなるのが一番スタンダードだと思います。
そしてあなた自身を動物病院の先生やスタッフの方から信用していただいて紹介を貰う。
一番オーソドックスなやり方だと思います。
それ以外の方法として・・・
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営業っぽく飛び込みで行く方法があります。
この方法は自分の行動起点を中心に半径10キロほどにある病院に無差別営業をかける方法です。
営業をかけるツールはチラシやポスターになります。
まずは動物病院の午前中の診察時間が終わったころから午後の診察時間の間を狙って飛び込み営業をします。
可能であればできればアポを取った方がスマートですが中々アポを取ることはできませんので、飛び込み営業がメインになります。
しかし森山はやったことがありませんが各病院に事前に手紙をお送りしておく方法もあります。
「私はこの地域で家庭犬のトレーニングをやっている○○と申します、近日中にご挨拶にお伺いさせて頂きます」と言う内容で
事前に手紙をお送りしておくといきなり訪問するのとでは相手に与える安心感が違うようです。
いずれの方法を使うにしてもいざ動物病院を訪問したら自分のスクールのチラシを病院の待合室に置かせて頂けるようにお願いします。
置かせていただける確率は、地域によっても違いますが約50%ぐらいです。
この時に、既にどこかのドッグトレーナーのチラシが置いてある可能性もあるのですが全然気にすることはありません。
なぜならばドッグトレーナーは営業が苦手な人が殆んどなので一度チラシを置きに来てそのままほったらかしにしてある可能性が大だからなのです。
ですから今後、何回もあなたが病院に通うことになれば一度チラシを置きに来ただけのトレーナーは忘れられてしまいます。
あなたもそうだと思いますが、殆どの人はよっぽどの事がない限りいつも会っている人には親近感を持ちます。
一度だけチラシを持ってきたドッグトレーナーはどんなトレーニング方法を使うのか分らないし、
どんな人間性なのかも分らないので病院としては怖くて自分達の大切なクライアント紹介はできないのです。
ですからチラシを置かせてもらった後あなたがどれだけ動物病院に顔を出せるかに掛っているのです。
人間は相手を判断するときは話す内容や声のトーンやボディーランゲージよりも見た目で70%を判断します。
ですからスーツとは言いませんが、小奇麗な格好をしていく必要があります。
これ、意外と見落としがちな事なんですよ!
運よくチラシを置かせてもらうことができたら、月に一度程度チラシを補充しに行く必要があります。
勘違いしてはいけないのは動物病院にチラシを置かせてもらったらそれでお客さんがザックザック来る事は絶対に無いという事です。
と言うかお客さんがチラシをもって「あのーすいません犬のしつけしてほしいのですが」と連絡が来る事はまずありません。
では何のためにチラシを動物病院におかせてもらうのかと言いますと、動物病院の先生やスタッフの方たちと何回も会うきっかけを作るためです。
長くなってきたので続きは次回に!