昨日、生徒さん、スタッフを含め9月にドッグトレーナー資格CPDTの試験を受ける方を対象に勉強会を行いました。
CPDT (Certified Pet Dog Trainer)とは、
世界で最も大きなドッグトレーナー組織APDTによって企画された
プロフェッショナルドッグトレーナーの資格です。
http://www.japdt.com/ccpdt/
ですから、CPDTは世界基準のドッグトレーナーの資格なのですね。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーでは、この資格を取ることを推奨しています。
この資格は以前はアメリカでしか受けることができませんでした。
それが、ジャパンAPDTの理事長、麻布大学の太田教授がアメリカのAPDTに交渉してくださり、
3年前から日本でも受けることができるようになりました。
3年前、日本のドッグトレーナー90人が世界基準のドッグトレーナー資格を取得しようと受験しました。
その時、合格したのは60名。
この数字、多いと思いますか?少ないと思いますか?
日本のトップクラスのドッグトレーナー90人がが受けて3分の1が不合格になったのですよ。
実はCPDTはかなり難解な試験なのです。
3年前に森山もこの試験を受けたのですが、無事合格することができました。
試験は250問のマークシート形式で、4時間の時間が与えられます。
そんな、4時間なんてかかるわけがないじゃん!
と高をくくって試験に挑んだのですがばっちり4時間掛かりましたね。
CPDT試験の内容は
指導スキル 32%
動物の管理 6%
動物行動学 20%
学習理論 32%
道具 10%
となっています。
学習理論は専門的に勉強した人でないと、おそらく使われている言葉の意味すら分からないと思います。
しかし、現在はこの難解な学習理論が世界基準のドッグトレーニング方法なのです。
世界基準のドッグトレーナー資格を取得しようと思ったら学習理論を外すことはできません。
ですからプレイボゥドッグトレーナーズアカデミーの座学では学習理論を中心に教えています。
しかし学習理論は一度聞いただけではなかなか理解できませんから勉強会を開いて試験に挑むのです。
昨晩も皆さん、かなり頭を抱えていました^^;
でもこれだけ頑張ったんだから、みんなに合格してほしいですね!
さて、今年は何人の世界基準のドッグトレーナーが誕生するのか楽しみです。
貴方も世界基準のドッグトレーナー資格に挑戦してみませんか!!