犬は服を着るべきなの?
こんにちは!
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーアカデミー事務局の神野です。
冬の寒さが厳しくなってきた今日この頃(*_*)。
今日はコートだけだったけど、翌日にはマフラー、その翌日には手袋と、日に日にアイテムを増やして寒さ対策をするようになりました。
こんなに寒いのですから、犬も寒いのかな?疑問が湧いたこと、あるのではないでしょうか?

犬も冬は寒いのかな?
事実、健康な犬の平熱は約38℃~39℃、日本人に比べると2℃以上高いのです。
もう少しお伝えすると、子犬や小型犬は少し平熱が高めで、成犬や大型犬、老犬になると低下していくことが書籍に記載されています。
昔、犬は外で飼うことが一般的で、家の番として犬小屋からひもで繋がれ、
日差しの強い夏の日も、凍てつく冬の日も、当時の犬は服を着ずに裸で(正しくは被毛に覆われ)過ごしていましたよね。
現代はペットの服が多く販売されていますよね。
ここで改めて、犬服の意味について一緒に考えていきましょう。
発起人の私が先に服についての見解をお伝えさせ頂くと、
適した環境で必要に応じてならば服は「着せて良い」と考えています。
適した環境で必要に応じて?という点をお話する前に、先に被毛の構造を説明いたします。
被毛は犬種によって、シングルコートとダブルコートの2種に分かれており、
毛穴1つから生える毛の本数が平均7本~15本程度です。
人間は毛穴から1本~3本なので、数で表すと大きく差がでていますね。
また、犬によってはオーバーコートとアンダーコートの2層を纏う、
【ダブルコート】の被毛を備えた犬がいて、季節によって換毛期という時期が訪れます。
換毛期は季節を通じ、アンダーコートの増減をすることで体温調節を行い、季節に適した状態へと変化させます。
あ、余談ですが、換毛期の時期が季節毎に訪れると、私の勝手な妄想が働くこともお伝えしましょう(笑)。
アンダーコートがひらひらと風に乗って飛んでいく様子を見るていると、私はついイソップ寓話の「北風と太陽」を連想するの
です。
北風が冷気をピューっと吹かせば、ふかふかの毛を犬は身にまとい、夏の太陽がサンサンと陽を降り注げば、暑い暑いとそれに見合った被毛へと切り替わるというイメージです。

頭の中の妄想が止まらなくなります・・・(笑)
ちなみにダブルコートの代表的な犬種をご紹介しますと、ダックスフント、柴犬、
ウェルッシュコーギーペンブローク、ゴールデンレトリーバー、ポメラニアン等

W.コーギーペンブローク(ダブルコート)
また、シングルコートの代表的な犬種は、プードル、マルチーズ、ヨークシャテリア等。

トイプードル(シングルコート)
犬種によって異なるコートがあること、そして季節によって衣替えをする犬がいるということ。
これを機会にぜひ犬を理解して頂けたと思うと嬉しいです^^。
今回は被毛の種類についてお話が長くなってしまいましたが、
服の必要性は、また明日に続きます。