トレーナーとして意識したいこと
【今週はプレイボゥの店舗スタッフよりブログをお届けします!】
こんにちは!プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーの実習先でもある、犬の保育園プレイボゥ稲城店に務めています、ドッグトレーナーの椿原です!
スタッフ内では「つばっきー」と呼ばれているのですが、このニックネームとは小学生からの付き合いです。
(アカデミースタッフの佐藤さんには「確かに“つばきはらさん”と呼ぼうとすると噛みそうになるかも」と言われています笑)
さて、皆さまは“ドックトレーナー”と聞くとどういったイメージをされますか?
飼い主さんが愛犬の甘咬みに悩んでいたら甘咬みをされた時の対処方法を教えたり、犬が吠えた時の対処を教えたりなど、「飼い主さんが悩んでいる犬の行動をなおす」といったイメージする方が多いと思います。
私もこのドッグトレーナーという職に就く前は「犬の問題行動をなおす」ということがドッグトレーナーであると考えていました。
もちろん犬が問題行動を起こさないよう予防し、飼い主さんの悩みを解決することも大事です。
しかし、犬の行動を理解してあげることもより重要であると思います。
例えば一般的に問題行動と言われる「甘咬み」。
私は犬の様子をみて、できる限り犬の表現を読み取り、そしてなぜ犬は甘咬みをするのか、という「なぜ」に注目しています。
他にもなぜ吠えるのか、なぜ匂い嗅ぐのかといったことも考えます。
つまり犬の行動をより理解するための考え方です。
そして次に、犬の行動を理解するうえでとても大切になってくるものが私の中にはあります。
それは「5つの自由」です。
皆さまは「5つの自由」をご存知ですか?
耳にしたことがある方が多いと思いますが簡単に言うと、動物がその動物らしく暮らせるようにする考え方の指標です。
分かりやすいイラスト付きのページがありましたので、もしよければ下記からご覧ください。(外部サイト)
私は犬を理解する第一歩としては、この5つの自由を含む動物の福祉について考えることも良いと考えます。
5つの自由を理解しておくことで犬という動物のことも理解し、飼い主さまにより寄り添うことが可能になります。
私の場合はこの5つの自由を知ってから飼い主さんと初めてお話する愛犬のお悩み行動の原因を探るための“カウンセリング”で話す内容が変わりました。
すると、飼い主さん自身も犬の行動の見方や考え方に変化が見えてきたのです。
ぜひ皆さんも、動物の福祉を考え、犬に興味をもち、行動を理解してみることを意識してみてください!!!
とっても奥が深くて、面白いですよ!