私の被災ペットのボランティア体験談≪前編≫
こんにちは。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の瀬尾です。
先々週の矢川先生のメルマガで東日本大震災の際、被災ペットのボランティアに
行った時についての記事がありました。
実は私も東日本大震災の後、被災ペットのボランティアに行ったことがあります。
先に言っておくと、私はほんの数回お手伝いに行っただけで何度も通ったり長期的に活動していたわけではありません。
それでもあの時の経験は私がプレイボゥに入学するきっかけの1つになりました。
私が行ったシェルターについて
震災から少し経った後、当時フリーターだった私は休みを使って、被災ペットのボランティアに行きました。
場所は福島県。
以前宿として使われていた一軒家を被災ペット(犬猫)のシェルターにしていました。
犬猫合わせて100頭ほどいたと思います。
シェルターの代表者の方がいて、常駐しているスタッフさんが2,3名。あとは不定期で来るボランティアさん。
どう考えても被災ペットの数に対して人が足りていない状況でした。
そこでの犬猫たち
猫は、宿として使われていた時のいくつかの部屋に月齢や体調に合わせ分けられ、犬は、ガレージや庭に手作りされた屋根付きの1頭1頭区切られたスペースに。
代表者の方が動物を大切にされる方だったので、猫部屋はキャットウォークを手作りしたり、犬猫が窮屈な思いをしないよう工夫されていたのが印象的でした。
当時犬は15~20頭ほどいました。
小型犬はおらず、中型犬~大型犬でミックス犬がほとんどでした。
人懐っこい犬もいれば、警戒してオドオドしている犬も。
警戒心が強い犬は、人の出入りが少ない場所にスペースを作ってもらっていましたね。
朝晩と1日2回、小一時間ほどかけてお散歩に行きます。
ボランティアの数が足りないと2度3度行くことも。
自然が豊かな場所なので、犬達も楽しそうでした。
雪が積もった時はシャリシャリ雪を食べている犬もいました。
排便の様子で体調も確認します。
ボランティアの皆さんの思い
散歩以外は、犬猫の食事の準備やそれぞれの場所の掃除もあり、休む暇なく作業が続きます。
1日が終わっても、また翌日には同じことを繰り返します。
途方もない作業だと思います。
それでもそこにいる方々は“ペットとその飼い主様のため”そんな思いで行動されていました。
(後編へ続きます)