吠えることが仕事なんです♪
来校者様とのおしゃべり
こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の瀬尾です。
プレイボゥには日々、来校者の方がいらっしゃいます。
来校者様にはスクールの説明をし、その後実習先である「犬の保育園」へご案内をしております。
例えば、中目黒教室から犬の保育園(中目黒店)までは歩いて7分ほど。
教室から店舗までのたった数分ですが、少し緊張の解けた来校者様とおしゃべりするこの時間がとても好きです。
愛犬や将来飼いたい犬の話をしたり、お仕事の話をしたり、趣味の話をしたり、生い立ちの話をしたり。
意外と深い話になることもあるんですよ!
ダックスフンドの話
先日はその道中で、来校者様がお住まいのペット可のマンションでの話になりました。
その方は現在犬を飼っていないのですが、そのマンションの住民が飼っているミニチュアダックスフンドの鳴き声がけっこう聞こえる、とのこと。
来校者様はそのことに嫌悪感を持っているというよりは、なんで吠えているのか気になっているご様子でした。
この話を聞いて、「ダックスフンドだしね」と思った方、さすがです(*'▽')
犬種グループについて
そもそも「犬」は人間の仕事のパートナーとして存在していました。
そのため、犬はよりその仕事に適した形や気質になるよう改良されていきます。
その仕事にあった特徴ごとに犬には10のグループ分けがあります。
1.牧羊犬・牧畜犬
2.使役犬
3.テリア
4.ダックスフンド
5.視覚ハウンド
6.嗅覚ハウンド
7.ポインター・セター
8.鳥猟犬
9.愛玩犬
10.原始的な犬・スピッツ
参考:ジャパンケネルクラブ
https://www.jkc.or.jp/worlddogs/introduction
ダックスフンドの役割
ミニチュアダックスフンドは第4グループ「ダックスフンド」に属します。
この第4グループは、1つの犬種で1つのグループを成している特殊なケースになっています。
このダックスフンドは、主に地中に住むアナグマを狩ることを目的として生まれました。
ダックスフンドの特徴である長い胴体や短い脚は、地中の洞穴に潜り込むのに適した体型といえます。
そしてダックスフンドはアナグマを見つけたら吠え続けることで一緒に狩りをしている人間に場所を教え、アナグマが逃げないように留まらせることが役割です。
つまり、もともとダックスフンドという犬種は吠えることが仕事の犬だったんですね。
来校者様にも「そもそもダックスフンドは狩りを仕事とし、吠えるのが役割だったから吠えやすいんですよ~」とお伝えするととても興味深そうに聞いてくださいました。
まとめ
来校者様がおっしゃっていたミニチュアダックスフンドがどんな理由で吠えていたのかは分かりませんが、
どういったお仕事をしていた犬かによって、吠えが強く出てしまったり、咬みが強く出てしまったり、ということは起こりえることです。
犬本来の行動をしていても、それを問題視する人がいれば、「問題行動」となってしまいます。
愛犬はどんな犬種ですか?
愛犬の行動に困っている方は、ぜひ犬種図鑑で調べてみてください。
もしかしたらその行動、愛犬にとっては正常な行動なのかもしれません。
愛犬のルーツを学んで、もっともっと愛犬について知ってみてくださいね!