犬の○○能力
こんにちは。
アカデミー事務局の石田です。
アカデミーがある中目黒教室や向ヶ丘教室も梅雨入りし、
時にじめじめ、時にうだるような暑さ・・と、過ごしづらい気候が続いています。
梅雨や暑い時期、犬との過ごし方。
愛犬と過ごされている方にとっては、
雨でお散歩に行けなかったり、気温の高さから散歩時間をずらしたり・・と生活リズムが変化する時期かと思いますが、
雨の日には、お家の中で犬のストレスを発散させてあげたり、
気温が高い時には快適な室温に整えたり・・と、状況に応じて対応していきましょう(^^)!
(お家でのトレーニングが気になる方!こちらをご覧ください♪)
そんな気候が影響したのか、私自身も身体が重いなー、集中力が続かないなーと痛感することがしばしば。
実は先日、雨の中ぼーっとしながら帰宅していたら
横を通過した車の水がおもいっきり跳ねて、ズボンがびちゃびちゃになる・・という事件が。苦笑
水がかかるくらいならばまだしも、気を付けないと事故につながる可能性もありますので、
注意力や知覚機能の低下はよくないぞ・・・と密かに反省しました。
まだまだ梅雨の時期は続きますので、
気合を入れ直して、夏まで乗り切りたいと思います!(笑)
今日は「知覚」についてのお話を。
さて先ほどあげた「知覚機能」について、今日は少し話していきます。
人間を含む動物は、外界からの刺激を感じ取り、それに基づいて行動しているのですが、
感じ取った外界の刺激に、意味づけをするまでの過程のことを知覚と呼びます。
例えば・・・・・・熱い物に触れた時。
皮膚が物理的な刺激(熱)に基づく感覚情報を受け取り、
それに対して「熱い」という意味づけを行うまでの過程が知覚です。
刺激を受け取る機能には、五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)や
運動感覚、平衡感覚、内臓感覚など様々な種類があり、
日々多くの刺激を受け取り、それを脳でうまく情報処理・統合しているんですよ。
と、ここまでは人のお話になってしまいましたが、
実は犬も○○と○○を知覚するための能力が発達しています。
さて、○に入る文字はなんでしょうか(^^)?
正解は「ニオイ」と「動き」です!
犬はニオイや動きを知覚するための能力が素晴らしく発達しています。
網膜の端っこで感知したことをちゃんと見分けられるんですよ~!
つまり、犬の斜め後ろで起きたことでも、目でしっかり知覚しています。
例えば、犬の斜め後ろあたりで、「何か動物が動いた」であったり、
トレーニング中、ご褒美のおやつをとるためにポケットにしのばせる「手が動いた」というのも、はっきり見てとれるということなのですが・・・すごくないですか?
(最近、集中力・注意力が欠如している私からしたらうらやましいの一言です(笑))
犬の能力を把握しておくことはとても大切!
犬にはこのような素晴らしい知覚能力がある、ということを知っておくのは、
犬とトレーニングをするうえでも役立ちます。
というのも、トレーニングをする際、「犬の行動の何に対してご褒美をあげるのか」ということを
犬の知覚世界、すなわち犬目線にたって考えることが重要だからです!
さらに犬とトレーニングするうえで、もう一つ大切なポイントが。
それは、「動物が行動を起こすには、なんらかの利益というモチベーションが必要である」ということ。
これに関しては私たち自身のことに置き換えて考えるとわかりやすいと思うのですが、
人が何か行動をするとき、その行動に伴う利益や報酬、モチベーションを重視しますよね?
また、報酬が高ければ高いほど・・・・・・・やる気は出てくると思います。
犬のトレーニングでもその考えが有効である、ということなんです。
では、その考えを活かしてどう犬へトレーニングしていくのか。
そこを考えることが犬を学ぶことの深みであり、面白さの1つでもあります。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーでは、
犬の知識や情報、トレーニング技術を座学や実習にてお伝えしているのですが、
学べば学ぶほど・・・知れば知るほど・・犬の世界の深みへはまること間違いなしですので、
犬について、またトレーニングについて学びたい方は、1歩を踏み出すことをオススメします。
(7月開講が間近ですよ!:https://playbow-dogtrainers-academy.com/course2.php)
なんて、アカデミーの宣伝もいれてしまいましたが(笑)、
犬について1知ると、視野が広がり、犬に対しての理解が1以上になるということを
私自身も日々感じています(^^)
皆さんもぜひ、犬についての知識や情報を吸収し、
時にアップデートし、学びを深めていきましょう!