ヨーロッパの犬の“散歩”

 

ロンドンのハイドパークの朝

こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局と講師も務めております佐藤ですU^エ^U

先日、海外から日本への個人旅行での入国が解禁となりましたね。

通勤の電車内でも、以前のようにたくさん・・・ではありませんが、外国の方を見かけるようになりました。

そんな様子を見かけ、私も機会があればヨーロッパに行きたいな~なんて考える今日この頃です。

皆さまは旅行に行ける!となったら、どちらに行きたいですか?

佐藤はヨーロッパですと、イギリスにしか行ったことがないのですが、また行きたい!と思えるくらい素敵な国でした(*´▽`*)

ということで、今日は少しイギリスで見かけた犬のお散歩についてお話を。

 

イギリスの犬はどんな散歩?

イギリスでは、基本的に公園内で犬たちはリードを付けずに、自由にお散歩。
(車通りが多い通りから半径○○m以内はノーリード禁止、といったルールもあるようです。)

かと言って、飼い主さんの傍を大きく離れることはなく、一定の距離を保って自身の散歩を楽しんでいます。

日本では、『犬の散歩』というと排泄のため、とか運動能力の発散・ストレス解消といったイメージで、人でいう“散歩”とは違う感覚があります。(佐藤的イメージです。)

多くの場合、人の“散歩”は気晴らしや健康などのために、自由にぶらぶらと歩くことを指すと思いますので、

コーヒー片手に川沿いのベンチに座って何か考え事をしたり、

自分の興味があるものを見ながら、あるいは触れたりしながら歩いたり、

とリフレッシュすることが出来ます。
(過度な歩きすぎには気を付けましょう!)

少し話がそれましたが、佐藤がイギリスで見た犬の散歩風景は、まさにこの“散歩”なのです。

犬が自由に草花の匂いを嗅いだり、お気に入りの枝を見つけて飼い主さんの元へ持って行ったり、その枝を使って飼い主さんとモッテコイ遊びをしたり・・・

飼い主さんはコーヒー片手に、ゆっくりとした足取りで進みながら朝の風景を眺めていたり・・・

この光景を見た時、佐藤は自分の中で今まで感じていた違和感がスッと消える感覚がありました。

そうそう!これが“散歩”!!!!

いつも歩くお散歩コースでさっと済ます、ではなく、犬が自由にしたいことをして(もちろん危険のないことを)、リフレッシュの時間を作る!

イギリスに行ったのはコロナ禍に入る前なので、もう3年ほど前になりますが、今でもこの衝撃と光景は記憶に鮮明に残っています。

 

お散歩するうえで大切なこと

しかし前提として、こういった“散歩”は、飼い主さんが犬をしっかりとコントロールできる状態だから出来ることです。(例えば普段から呼び戻しをしたら絶対戻ってくるように、練習しておく…とかです。)

つまり、犬は飼い主さんから離れすぎることはなく、飼い主さんも犬を視界の片隅でしっかりと様子を見ていますので、何かあればすぐに「Come~」と近くに呼び戻しますので、事故は起こりません。

過去に森山名誉校長がこんなブログを書いていました。


◆イギリスにドッグランが無い訳
https://playbow-dogtrainers-academy.com/9636.php

日本でもいつかこんな風に犬たちが自由に“散歩”できる場所が増えると良いな~と感じる佐藤です。

と言いつつも、飼い主にも時間と心に余裕がないと出来ないことかもしれないな…と感じることもあるので、犬社会に限らず日本社会全体がこんな風に余裕を持った過ごし方が出来るようになると良いですよね!!!!


ぜひ皆さまからも海外の犬事情を見て感じたこと、聞かせてください♪
お待ちしております~U^エ^U