大型犬が飼育しづらい日本の住宅事情

こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の佐藤です!

佐藤は今現在、犬と一緒には暮らしていませんが、将来的に「犬と生活したい」という目標は常日頃考えています。

中でも家族会議でよく出てくるのが、「何犬を迎えるか」と言った点でしょうかU^エ^U
(迎える前のこういった話ってワクワクして楽しいですよね!)

特に我が家では、大型犬を迎えたいよね・・・と考えています。

もちろん迎えるタイミングの際には改めて、大型犬が迎えられるかどうかしっかり考えなくてはいけませんが、誰しも一度は憧れを抱くことでしょう!

大型犬を迎える時

佐藤的にはレトリバー種に目をつけていますが、ふとここで感じたことがありました。

「現在住んでいるのは戸建てだから大型犬は特に気にせず迎えられるけど・・・もし今後集合住宅に引っ越すことになったら…???」


集合住宅は、“大型犬不可”や“多頭飼育不可”としていることがほとんど。

以前、友人が「住んでいるマンションの規約が変わって、今暮らしている犬たち以降、ペットを飼えなくなった・・・。」と話していました。

頭数制限云々ではなく、これから新しく犬を迎えることができない“ペットの飼育不可”マンションになってしまう・・・こんな現実もあるのです。

小型犬はOK、大型犬はNG?

そもそも何故、マンションでは小型犬がOKで、大型犬はNGなのか。

よく集合住宅であげられる犬に関する苦情をあげるならば・・・

・廊下やエレベーターなどの共有スペースにおける排泄問題

・抜け毛が近隣の階のベランダに飛んでしまう

・吠え声がうるさい


といった点でしょうか。


吠え声に関しては身体の大きさの関係で、どうしても大型犬の方が大きい吠え声のため、大型犬が不可な理由も頷ける…かもしれません。

が、小型犬の分類でビーグルやダックスフントは大型犬に劣らない吠え声を出せる子もいます。

抜け毛や排泄問題も、大小関わらず起こりえる問題です。

なのにどうして同じ犬という動物で、こういった事象が生まれてしまうのか・・・

(犬が苦手な人にとっては、小型犬より大型犬は身体が大きい分怖さが増す…といったお気持ちはあるかもしれません><。)

世の中には大型犬でも、飼い主様がトレーニングをされコントロールされている犬もたくさんいます。

佐藤的には大きさで区別するよりも、“飼い主”自身と“その愛犬”を見て判断してほしいな…と思ったりもします。

こんな風に複数頭の犬も飼育したい方がいれば、飼育できる環境があると嬉しいですよね!

大切なこと

しかしこういった日本の社会の根本の原因には、“飼い主のマナー”や“飼い主がしっかりと愛犬をコントロールする知識不足”が関係しているのではないかと佐藤は考えます。

犬を飼育していない方も苦手な方も、皆で気持ちよく生活するためにも、共有スペースで排泄をさせない、抜け毛が近隣に迷惑にならないようにする、といった意識が犬の飼い主には必要です。

(私は集合住宅で犬と暮らしていた時、犬のベッドや毛布などを洗う時は、必ずコロコロをかけて念入りに抜け毛を取ってから、洗濯、そして干していました!)

他にもむやみやたらに吠えないよう、あちらこちらで排泄をしないよう、しっかりと愛犬をコントロールできるように普段からトレーニングしておくこともとても大事です。

「うちの子はトレーニングしなくても大丈夫!」
と飼い主の物差しで測るのではなく、犬が苦手な人から見ても安心して見ていられるような状態を作らなくてはならないと佐藤は思うのです。

愛犬をいつ、どこで、家族の誰が呼んでも戻ってくるようにする呼び戻しのトレーニングは必須ですし、人に対して恐怖心を抱かないように社会化トレーニングをする必要もあります。

だからこそ、犬を迎えたらドッグトレーニングは必須なのです。

そして犬と接する職業である私たちはも、世の犬と暮らす飼い主様達を全力でサポートすることで、どんな住居でも犬を気持ちよく受け入れてくれる社会が築いていけるのと佐藤は考えます。

プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーの理念は、飼育放棄される犬と飼育放棄する飼い主を減らす“殺処分ゼロ”を掲げていますが、ドッグトレーニングを広めることで、今回のお話のように日本の犬社会向上にも繋がります。

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ぜひ皆様もドッグトレーニングの世界へ足を踏み入れてみませんか?

ドッグトレーニングはとっても奥が深くて!

ドッグトレーナーはとてもやりがいのあるお仕事ですよ!