お散歩で「歩けないor歩かない」犬
こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の石田です。
近頃、一気に涼しくなったからかでしょうか、
出勤・退勤の時間帯に愛犬を散歩させている方をよく見かけます。
散歩中、見かける飼い主さんの行動
私の自宅付近はマンションやアパートが多い住宅街ということもあり、
小型犬を連れた方々を見かけることがほとんどですが、
教室の近くでは、小~大型犬まで様々な犬種を見かけます(^^)
なかには、おそらくミックスだろうけど何犬が混ざっているのだろう・・?と
ぱっと見では分からないこともあるので、セルフ犬種クイズをしながら毎朝毎晩楽しい気持ちで歩くのが日課になりつつあります。
(クイズといいながらも答えが確実ではないところがセルフのデメリットではありますが・・(笑))
そんなお散歩風景の中、たまに見かける光景のひとつが、愛犬を抱っこして歩いている飼い主さん。
皆さんの周囲やご自身にも心あたりがある方もいらっしゃるかもしれませんね!
生徒さんや来校者の皆さんとお話するときにも、「愛犬がお散歩で歩かない」「お散歩中、歩かなくなると抱っこしてしまう」という内容はよく聞く話だったりします。
では、どうして歩かないのか、その原因は一体・・・?皆さん、一緒にイメージしてみましょう!
歩かない原因を考えてみる。
原因その1:苦手なものがある
例えば、いつものお散歩コースに何か苦手なものがあるとします。
車や踏切の音、人、犬などなど・・・・。
そうすると、犬はその苦手なもの避けたり、刺激に圧倒されて歩かなくなってしまう可能性があります。
原因その2:疲れや怪我
いつもの散歩コース距離が犬にとって少し疲れてしまう距離だったり、体調不良や怪我などで歩けない可能性があります。
これは季節や天候・湿度など、その日ごとの環境や愛犬のコンディションも関係してきそうです。
なんて、とても簡単に原因を挙げてみましたが、犬によって理由はそれぞれですので他にも原因や要因は沢山あると思います。
こうして原因をイメージしてみると、なんだか犬は「歩かない」ではなく、様々な要因によって「歩けない」という表現の方がしっくりくる気がしますね・・・。
皆さんのイメージではどうでしたか?
「歩けない」を改善するには?
では、犬が「歩けない」原因がわかったら、次はそれを改善するためにはどうすればいいかを考えてみましょう(^^)
身体的要因であれば、病院に行ったり、しっかりと犬の様子を見てあげることが第1歩かと思います。
では、苦手なものや刺激はというと・・・
改善するのがとっても難しかったり、かえって犬にストレスを与えてしまったり、時間がかかったりするケースがあります。
なので、ご自身で犬やトレーニングについて学んだり、ドッグトレーナーなどプロに相談しアドバイスをもらいながら、
その犬にとってストレスのかからない最善の方法で、苦手なものを良いイメージに変えていくことをオススメします!
この「苦手なものや刺激に慣らす」という一連の取り組みもれっきとしたドッグトレーニングなんですよ!
とはいえ、人間同様どうしても克服できないものもあったりするのでそこは飼い主側がしっかり理解し、受け止めてあげることが大切です。
刺激や苦手なものに対しては、子犬のころから様々なものに慣らしていく「社会化」も大変有効ですので、
ぜひこの「社会化」をチェックしてみてくださいね!
(社会化についてはこちらをご覧ください♪)
ドッグトレーニングって「おすわり」や「ふせ」といった基礎的なトレーニング以外にも
沢山の項目があり、奥が深いんです!
ぜひご興味のある方は、ご自身のペースでいいので【犬とトレーニング】について沢山学んでみてください♪
一度学びを始めたら抜け出せなくなること間違いないですよ~(^^)
既に学んでいる方は、これからもご自身の情報を更新し、共にスキルアップしていきましょう♪