大縄跳びとドッグトレーニング。
こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の石田です。
皆さん、大縄跳びで遊んだ経験ってありますか?
・・・なんて、唐突な質問をすみません。
なぜこのような質問をしたかというと、私の自宅から中高一貫校のグラウンドが見えるのですが、
最近体育の授業にて「大縄跳び」をしているようで、懐かしさからつい聞いてしまいました(^^)
学生さんたちはグループに分かれ、「せーのっ!」の掛け声とともに、「いーち、にー、さーん」と声出ししながら跳んでいるようで、
窓を開けていると、何回跳べるか記録に挑戦している学生さんたちの頑張りが聞こえてきます。
先日の休みの日にも、学生さんたちのとても楽しそう声が聞こえてきたので、青春だなーなんて感傷に浸りつつ、
記録が伸び、喜ぶ声が聞こえるとに自然と拍手しそうになる・・というなんとも平和な休日を過ごすことができました(笑)
スキルの習得への流れとトレーニングには共通点が。
私自身も学生時代、授業での大縄跳びに熱中したタイプでして、
どうしたら記録が伸びるのか考え、また記録が少しずつ伸びた時の喜びや楽しさから、珍しく体育の授業を毎回心待ちにしていた思い出があります。
「何かをできる回数や時間が増えていく」
↓
「取り組んでいて楽しい・嬉しい」
↓
「次も心待ちにする」
という一連の流れ、大縄跳びに限らず、スポーツや楽器など、何かのスキルを習得したときの経験に当てはまることが多いかと思うのですが、皆さんにも似たような経験はありますか(^^)?
そして実はこの一連の流れは、プレイボゥで行っている「モチベーショントレーニング」というトレーニング方法にも共通しているってご存知でしたか!?
モチベーショントレーニングとは
犬のトレーニング方法の1つである「モチベーショントレーニング(陽性訓練)」とは、
おやつやおもちゃなど、その犬のモチベーションとなるものを使いながら楽しくトレーニングしていく方法です。
叱るのではなく、「褒めて伸ばしていく」トレーニングとイメージしていただけるとわかりやすいかもしれません!
このモチベーショントレーニングでは、「その犬ができるレベル・範囲でトレーニングする」という考えがあるので、
ストレスなく取り組めるというのも特徴です。
例えば・・・・「待て」を教えていく時。
初めのできないうちから分単位で待たせることはできるでしょうか?
飼い主さんの目標は1分だとしても、初めはきっとすぐに動いてしまいますよね。
それでも目標時間まで!と無理に待たせてしまっては、ストレスも溜まりますし、「待て」という行動自体に悪いイメージがついてしまします・・・。
なので、まずは「できる範囲」で取り組むことが大切です!
最終目標が1分待つことだとしても、まずは1秒でも待てたらよし!もしくは、一瞬でも動きを止められたらよし!
といったところから始めていくというイメージです。
その犬ができるレベル・範囲で連絡し、できたら褒める!
このような成功体験をこまめに積み重ねながら目標に近づけていくのが「モチベーショントレーニング」なんです。
さらに、犬が「疲れてきたな~(..)」となる前の、
トレーニングを楽しんでいるうちに練習を切り上げるのもポイントの一つです。
先程挙げた「待て」の練習でも、何度も繰り返していると集中力は無くなり、飽きてきてしまいますよね・・・。
なので、犬が楽しい!と感じているうちにトレーニングをストップし、良いイメージを残しておくと、
次回練習するときもモチベーション維持したまま取り組むことができるんです!
どうでしょう?冒頭でお話した大縄跳びでの流れに似ていませんか?
「できる回数や時間が増えていく」⇒「取り組んでいて楽しい・嬉しい」⇒「次も心待ちにする(モチベーション維持!)」
犬にも人にも共通するモチベーション維持方法だと思いますので、
ドッグトレーニングではもちろん、ご自身で何か取り組むときのモチベーション維持にも役立ててみてくださいね♪
おまけ
おまけとなりますが、今月末には、本日ご紹介した「モチベーショントレーニング」を実際に体験できる機会があります!!
◆世界基準のドッグトレーニング体験セミナー◆
11月30日(水)13時30分~15時
向ヶ丘教室
世界基準のドッグトレーナーライセンスを取得したトレーナーより「モチベーショントレーニング」についてさらに詳しくわかりやすくお伝えいたします!
さらに、実際に犬とのトレーニング体験もあるのでさらに深くモチベーショントレーニングへの理解を深めることができるんです!
ご興味があればぜひご参加ください!