ゴッドハンド
ゴッドハンドと呼ばれた日
こんにちは!
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー関西校の矢川です。
さて、今日は大阪松屋町店での実習中にアカデミー生との会話の中で出てきた言葉がとても印象に残っていたのでその事について書きたいと思います。
その言葉とは、今回のメルマガのタイトル名にもなっていますが、ゴッドハンドという言葉。
日本語に訳すとゴッドハンドは神の手という意味になります。
自分は神の手というとサッカーの元アルゼンチン代表、マラドーナを思い出します。
(すいません、余談です)
このゴッドハンド=神の手という言葉を少し調べてみると、「ある分野で神業のような技術や
その持ち主を例えていう語」とありました。
しばしば、テレビなどで、優れた手術スキルをもった外科医師に対して使われたりしますよね。
では、店舗でどんな時にそのゴッドハンドが出て来たかというと、、。
その時のシチュエーションとは?
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーではトリック(芸)の一つとして、犬が伏せの体勢から
体が横向きまたは仰向けからになるゴロンを教えています。
そのゴロンの練習をしている時に一人のアカデミー生からその言葉は発せられました。
「出るよ、矢川先生のゴッドハンドが、、」
「ハードルが上がるなあ」と内心思いながらもおやつを持った手でゴロンを誘導しました。
すると、それを見ていたアカデミー生は「全然自分と違うんだよなあ、誘導の手の動きかなあ」と。
犬にゴロンの誘導をする際に自分は最小限の手の動きしかしません。
極端にいうと手を床につけて動かさず、犬を仰向けにする時だけ数センチ動かす感じです。
(犬のゴロンの理解度や個体差はあります)
ほとんど手を動かしていなくても犬がゴロンをしてくれるので、その技術を見てゴッドハンドという
言葉が出たのでしょう。
ゴッドハンド伝授!
でも、この後自分はゴッドハンドをすぐにアカデミー生に引継ぎました。
そして、アカデミー生もすぐできるようになり、ゴッドハンドの仲間入りです(笑)
自分がアカデミー生に何かを教える時最初からすべては説明しません。
最初から全部説明して出来るようになっても何の発見もなく、面白くないですよね。
ですから、最初に自分のドッグトレーニングや犬のハンドリングを見てもらう。
そこで、疑問を感じたら、ヒントを与えて考えてもらう。
最後に自分で実践して、トレーニングが出来るようになる。
このやり方だと、達成感もあってモチベーションにも繋がりますし、
なにより記憶として残りやすいんですよ。
人も犬も楽しくトレーニングしなきゃ!