今が注意!犬をマダニから守ろう!
ダニーズの季節
こんにちは、プレイボゥの鈴木です。
ダニーズというと何だか柔軟剤みたいですが、私が犬仲間と山でのトレーニングに行くときに「ダニーズいるかな?」「いるいる、沢山いたよ、ダニーズ」等と声がけをしたりします。
マダニの事です。
日中20度を超える日が増えると、このダニの季節となります。
フィラリアの薬と共にこの何年間かで急にノミ・ダニの薬も宣伝される様になった気がします。
皆さんはダニの薬を飲ませていますか?
私はダニの飲み薬はどうも殺虫剤を飲ませているみたいで苦手なので飲ませていません。
ノミ駆除で首に垂らす薬もありますが、あれも殺虫剤をつけているみたいなのでつけません。
先代のテリア、Beeちゃんが首に1~2滴たらしたら身体中が赤くなってしまい、それから怖くなってつけていません。
そういった経験もあり、実は20年ほど前に学んだドッグアロマで犬のケア用品は、春夏秋冬、自分で作れるものは作って乗り切っています!
前出のBeeちゃんが“ホリスティックケア”と言われているアロマやハーブ、マッサージなどに関して学ぶきっかけを作ってくれました。
まだまだ学びは続いています~。
犬と自分に合ったマダニ対策を
私はノミ・ダニ対策は自分でブレンドしたオイルでノミ・ダニ除けスプレーを作り、散歩に行く前にシュシュッ!としています。
山でのトレーニングで出会う「山ダニーズ」は強力なので。
朝行く前にシュシュッ。
ランチ後にシュシュッ。
そして帰宅するとくまなく身体をチェックして、これまたエッセンシャルオイルを入れた水でタオルを絞り、身体を拭きます。
因みにオイルは水に溶けませんから、本などでみると無水エタノールを少し入れると書いてあるかと思います。
しかし、私はそれも犬には刺激になるので使っていません。
犬なので人よりも希釈は気を付けなければいけませんが、自分で作れるととっても便利です。
犬の免疫を上げよう!
ダニは犬の免疫が下がっている時も要注意です。
ご存知でしたか?
しっかりとした食事管理で免疫を上げておくのはダニ除けにも有効なのです。
これには訳があります。
その昔、プレイボゥ稲城店が多摩川河川敷近くの小さなアパートで運営していた時の事。
その2階に事務所があったのですが、ある日事務所で仕事をしていたら、なんとでかいダニが事務所の廊下を闊歩しているではありませんか!!!!
それも1匹だけじゃなく、です。
その時2階の事務所には3頭のゴールデンレトリバー(12歳のメスの小梅ちゃん・3歳のボイシー君・2歳のミスティーちゃん)がおりました。
実はその時小梅ちゃんは体調が悪く、かなり弱っていたのです。
足が弱り自分で歩くこともだいぶ厳しい状態でした。
排泄も人が抱きかかえて行きました。
そして弱っているせいなのか、尿が結構臭かったのでした。
ダニーズの行進を見た私は慌ててその3頭の身体チェックをしたところ、若い2頭には全然見当たりませんでしたが、小梅ちゃんは首回り、そしてお腹には血を吸って大きくなったダニがなんと3~4匹もいました。
飼い主だった森山先生がビール酵母を大量に振りかけたのを覚えています。
因みにビール酵母を振りかけてもダニは死にません。
しかし、どこかに逃げて居なくなる事は確かです。
これを読んでいる方々はご存知と思いますが、ダニを見つけても決して慌てて取ってはいけません。
プチ!と潰してやれ!というのも絶対やってはいけません。
(※詳しく知りたい方はWEB検索してみてください)
ダニはその口で食いつくと皮膚を突き刺してしっかりと食いついているので、ちょっとやそっとでは取れません。
この「口」を取り残してしまうと、膿んでしまったり、大変な事になります。
獣医さんに連れて行って取ってもらうのが一番です。
夜見つけたら動物病院が開くまで我慢しなければいけない、というのはかなり嫌なものですけどね。
そういう人はビール酵母を試してくださいね。
でもダニがどこに「移動」するのかはわからないからこれはこれでまた嫌なものかもです・・・。
ずいぶん昔ですが、森山先生もノミ・ダニ対策での健康管理の重要性をブログにあげていますので、よかったらご覧ください。
ノミダニ駆除の自然療法
今年の夏も昨年同様かなり暑くなりそうです。
きっとダニもどんどん増えてくるはず。
犬は自分で食事管理は出来ないので、飼い主が免疫アップの食材やトッピングで食事を管理し健康を維持しましょう。
そして更に飲み薬でもスプレーでもしっかりとダニ対策してくださいね。