2頭目に迎えた犬種

こんにちは。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー講師の矢川です。

すっかり新緑の美しい季節となりました。

天気の良い日が続くと気持ちが良いですね!

私は現在、横浜に住んでいるのですが、休みの日に山下公園に行ってきました。

バラが見事に満開を迎えていて、犬連れの方々も多くみられました。

去年も同じような事を書いた気がしますが、去年と違うのは海外の方がとても多くなったように感じます。
これからどんどん日本に観光に来られるのでしょうね。


2頭目を迎えるとしたら

さて、今回も出張トレーニングのお話になります。
私のメルマガでは恒例になりつつありますね。

タイトルにもあるように、飼い主さんはすでに先住犬を飼っていて、2頭目を迎えたお話になります。

皆さんがもし、先住犬を飼っていて、2頭目を迎えるとしたらどんな犬を迎えますか?

もちろん、2頭目は大変だから1頭で我慢するという意見もあるでしょう。

今回お伝えする内容をを読み進む前に、

「自分だったら2頭目はこの犬種を迎える」

という妄想を描いていただくと、より楽しめるかもしれません。
そのご自宅では、4か月のトイプードルの男の子を迎えたとの事で5月の初旬からお伺いしています。
3回目のワクチンが終わり、お散歩にも出始めた頃で、主におトイレトレーニングを教えて欲しいとの事でした。
おやつも大好きで、人にもフレンドリー、月齢も浅いので、トレーニングもとてもやりやすかったです。


あの犬種が2頭目に

さて、初めてご自宅にお伺いしてから2週間が経ったある日、こんなご連絡がありました。

「急遽、本日ボーダーコリーの子犬(男の子)をお迎えする事になりました。先住犬とはちょうど2か月差の月齢です」

そのご連絡を受けた時の率直な感想はというと、
正直な所「・・・」でした。

この「・・・」の意味を厳密に言うと、

・多頭飼いのトレーニングの難しさ

・ハウストレーニングについて

・トイレトレーニングについて(今後のマーキングの可能性)

・ボーダーコリーという犬種

などが瞬時に頭の中を巡り巡って「・・・」になったのです。

後日、この件をアカデミーの講師陣やスタッフにも話すと、やはりみんなから驚きのアクションが、、。

「え~!飼い主さんすごいですね~」

「大丈夫ですか?大変そう~」

などの声がありました。

それらの声の理由は、やはりボーダーコリーという犬種と同居犬がパピーという迎えたタイミングにあるでしょう。

先週のスタッフのメルマガでも少しボーダーコリーについて触れられていましたが、牧羊犬なので、かなりの運動量が必要となります。

お散歩や遊びなどでうまく発散させてあげなくてはいけません。

動くものに敏感な所もありますので、それに対しての対応も必要です。
過去のメルマガやブログなどにしばしば登場するボーダーコリーですが、飼い方を間違えてしまうと大変になってしまう事が多いのです。

犬
こんなに小さくても潜在的な能力を見せ始めます

犬を迎える時期

幸い今回の飼い主さんはとても勉強熱心な方でしたので、少し安心しました。
また在宅勤務ということもあり、犬との時間を多くとれるという生活環境もポジティブな内容といえるでしょう。

最後に犬を迎える時期について少しだけお伝えします。

おおよそ5月~6月に子犬を迎えた場合、初めてお散歩に出始める時期が梅雨~夏の時期にあたります。

そのため、雨や暑さの影響で、お散歩練習など、屋外での犬の社会化が限られる事が多いです。

もし、お知り合いなどで近々、犬を迎えようとしている方がいらっしゃった場合、暑さが和らぐ9月末~10月の時期をおすすめしても良いかと思います。

また、犬の多頭飼いをする場合、それぞれの犬種、年齢、性別、ご自宅の広さや生活環境、これまでの飼育経験などを考慮した上で犬を迎えようにしましょう。
そして、ご家族の同意も必ず確認しましょう。

せっかく犬を迎えるのですから、
「こんなはずではなかった、、。」
にならないように犬の知識や犬を迎える準備をしっかりしておきたいですね!

------------------------------------------

ボーダーコリーにご興味がある方はこちらのブログもどうぞ↓

【NO DOG,NO LIFE~人間とコンタクトを取りたがる犬種~】

NO DOG,NO LIFE~人間とコンタクトを取りたがる犬種~

PA認定資格取得のための課題とは? こんにちは。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の瀬尾です。 プレイボゥに入学すると、課題の一つに【動画課題】というも…


次回のブログ更新は5月27日(土)の予定です。