ドッグトレーナー養成スクールPLAYBOW ドッグトレーナーになりたい!応援ブログ スタッフに聞いてみた! 3 

スタッフに聞いてみた! 3 

こんにちは。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の石田です。

3回に渡りお送りして参りました、インタビューも本日がラストとなります!

インタビューのお相手は、プレイボゥのトレーニングマネージャーとしてご活躍中であり、当スクールの『問題行動』の授業もご担当されている≪ 赤堀先生 ≫です!

本日も興味深いお話しをお伺いしておりますので、最後までお楽しみください!

※インタビュー文中にある()内は、お話しを聞いている時に感じた私の感想です。

 

<インタビュー開始!>
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Q.ドッグトレーナー以外にもプレイボゥドッグトレーナーズアカデミーの『問題行動』の授業の講師も務めている赤堀先生ですが、『問題行動』としてよく挙げられる行動について、経験上の主な要因など、思い当たることがあれば教えていただけますか?

A.これは問題行動の多くに共通している要因のひとつかと思うのですが、犬に余裕をもって接せない、など、人の振る舞いが大きく関わっているかと思います。

たとえば、よく吠えてしまう愛犬に対し、吠えた時に、飼い主様が慌てたり緊張した様子だと、それがそのまま犬に伝わり、犬も余計に緊張してしまいます。その結果さらに吠えてしまったり・・・

ここで、飼い主様が落ち着いて愛犬に接することができれば、問題行動を減らすきっかけにつながります。

なので、トレーニングの際にはまず、飼い主様にリラックスしてもらうことを第1に考えます。なので、私と会えば、リラックスできるようなそんな存在を目指しています。

 

 

Q.なるほど。確かに経験上、愛犬が吠えてしまった際は、どうしよう、止めなきゃ、と慌てていた気がします・・緊張とはそのようなイメージでしょうか?

A.そうですね。人の感情は、犬にも直接伝わるので何度も言いますがまずは人が落ち着いて接することです!

 

Q.意識してもなかなか難しそうですね・・落ち着いて行動する為に大切なことはありますか?

A.問題行動が起こる場面で、飼い主様が落ち着いて行動できるようにしていく為には、飼い主様が【犬への接し方に自信をもっていただく】ことが大切だと考えています。そのひとつとして「問題行動を0にしていく」という目標ではなく、「問題行動が出た時の犬の様子の些細な変化」を飼い主様自身が読み取れることを目標としていく場合も多くあります。

 

Q.『些細な変化を読み取る』とは・・?

A.多くの飼い主様は無意識のうちに「問題行動を100から0にしよう」と思ってしまう為、ついつい問題と思っている行動を「したか」「してないか」に着目してしまいがちです。

例えば、吠えることがお悩みの場合、「吠えた」か「吠えなかった」かで判断してしまう。以前に比べたら吠え方の程度が穏やかになっていたり、我慢できていることも増えてきているのに、結果的に1度でも吠えてしまったら、飼い主様としては「また吠えてしまった」という印象になってしまいます。そうなると、飼い主様がポジティブな気持ちで犬にもトレーニングにも関われなくなってしまうことがあります。

 

ある日突然吠えなくなる、ということは絶対にないので、「吠えたけど、声をかけたらその後は吠えないで過ごすことが出来たね!」とか「今日は吠え始めるまで少し我慢している様子があったね!」などその些細な犬の変化を汲み取ってあげて、しっかりと褒めてあげることが本来は一番大切なのです。

こういった経験を積み重ねることで、犬も人も次第に自信がついてきて自信をもって対応できるようになるのだろう、と考えていますので、「また吠えてしまった」という考えをお持ちの方には、「吠えてしまっても良いので、それよりも”なぜ吠えてしまったのか、次からどうしたら良いのか”ということを考えていきましょうね」

「いきなり吠えるな!というのは難しいので、多少吠えてしまっても気に病む必要はないんですよ」ということをお伝えするようにしています。

そうやって、ある程度許容範囲を設けてあげることで、自然と飼い主様の緊張もほぐれて落ち着いて対応できるようになってくると思います。

 

Q.勉強になります!勉強といえば、赤堀先生はオーストラリアへの留学経験があるとお伺いしましたが・・・

A.はい、やはり人に聞くだけでなく、実際自分の目で、海外の犬事情を学びたい、あとは英語への抵抗をなくしたいという思いから留学しました。

ケイティの写真

ちなみにケイティはスウェーデンから来ました!

Q.実際行ってみていかがでしたか?

A.ヨーロッパほど犬事情に関して長けているイメージはありませんでしたが、やはり犬への尊重が大きいと感じました。あと、日本とは違い、ノーリードが習慣になっていました。ただ、ノーリードが習慣だからといって必ずしもトレーニングがはいっている犬だけではないという・・

その為、トラブルが起きる事ももちろんありますし、意外と日本と同じ問題を抱えている部分もあると感じました。

 

Q.現地でもドッグトレーナーのお仕事をされていたんですか?

A.2件ほど、対応しました。日本とは生活様式が大分異なる分、飼い主様の考え方やトレーニングも異なりますし、何より伝え方に苦労しました。

 

 

Q.文化や生活様式以外にも英語で伝えるのは想像しただけで難しそうです・・

A.はい。ですが、飼い主様だけでなく現地の皆さん、本当に表情やボディランゲージが豊かで、言葉が通じない時も、表情やボディランゲージで伝わる瞬間があり、これは見習わなくてはいけないな、と思いました。

 

 

Q.たしかに!海外の方は日本の方に比べてリアクションが大きいイメージがあります。その他にもなにか、日本との違いで気付いたことはありますか?

A.犬事情の話だと、日本のドッグトレーナー同士だと通じる、犬種ごとの行動の特徴・イメージみたいなものが、一切通じず、とても新鮮でした。

 

 

Q.最後の質問です!日本はもちろん、海外でもトレーナーのご経験をされた、赤堀先生が思う『ドッグトレーナー』とは?

(皆さん、ここからはぜひ頭の中で情熱大陸のBGMを流してお読みください。)

A.よく言われるのは『飼い主様と犬との通訳、橋渡し役』ですが、私は、飼い主様へのメンタルケアが一番大切なのではないかと思っています。色々と経験をして、最近はそこをメインに考えるようになりました。

皆さん、抱えているものが多いですし、中には、ご自身の愛犬に対する過去の対応を責めてしまう方もいます。知らないことは仕方のないことですし、重要なのは、今の現実をどう変えていくか。その為にも、私は飼い主様を一番理解してあげられる存在でいたい、と思います。

 

<インタビュー 終わり>
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いかがでしょうか?

赤堀先生のお人柄は勿論、ドッグトレーナーとしてのお考えや海外での経験など私自身、全てが勉強になるお話しばかりでした。

さて、記念すべき第1回目の『スタッフに聞いてみた!』はこれにて終了です!

これからも沢山のスタッフへインタビューし、皆様へお届けできるよう頑張ります!最後になりますが、赤堀先生、長いお時間ありがとうございました!