愛犬と共に「備える」ということ

 

こんにちは。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーの事務局の石田です。


前回のメルマガでは、私が飼い主として学んでおきたかったことをお伝えしました。
(前回内容はこちら:https://playbow-dogtrainers-academy.com/29059.php

仔犬の写真

愛犬にしてあげたいことも沢山!

愛犬にしてあげたかったことも沢山

もちろん私(飼い主)が学んでおきたかったことだけではなく、愛犬にしてあげたかったことも沢山あります。
そちらをご紹介しようと思うとかなり長くなってしまいそうなので、今回は1つだけ。


愛犬と過ごした中で、日常と大きくことなる体験を挙げるとしたら、それは2011年の東日本大震災です。
その頃私は神奈川の実家におり、地震発生時は外出中。家には愛犬が留守番をしている状態でした。

幸い、外出先も比較的近い場所だったので、発生後すぐに帰宅をすることができましたし、家の中も特に変化はない状態でした。


しかし、家に帰宅した瞬間、愛犬がいつもよりも興奮している様子は今でもよく覚えています。
それからは余震や計画停電等に直面する日々を過ごしていましたが、そこで「緊急時の愛犬との非難」について、より深く考えるようになりました。

もしもの時の対応

その当時、私はドッグトレーニングの知識もほぼない状態でしたが、頭に浮かんだのは
「この先何かあった時、避難先で愛犬と過ごす事はできるのだろうか?」
「避難場所はあっても、愛犬はそこで過ごせるだろうか?」ということです。

現在は、愛犬と一緒に避難できる体制も整いつつありますが、やはり制限はあります。
その制限の中で、愛犬にできるだけでストレスなどの負担がかからないようにするためには、日頃からその時に備えてトレーニングを行っていくことが大切です。

冒頭に少し戻ると、愛犬にしてあげたかったことの1つは、「もしもに備えたドッグトレーニング」です。
といっても、災害時の為のトレーニングというわけではありません。

例えば、飼い主がいない状況でも落ち着いてクレート(ハウス)に入って、リラックスできるようにすること。
つまりハウストレーニングが挙げられます。

避難場所では愛犬と同じスペースに居れるかというと、そうとも限りませんし、愛犬だけは別スペースで待機、なんてこともあるかもしれません。

愛犬にとっては飼い主と離れることで不安や恐怖を感じるようであれば、避難所に避難することが、過度なストレスになる可能性があります。

こういったことを考えていくと、日ごろからクレートやハウスに慣れておく練習をしたり、時には自宅以外の場所でも行ってみたりと、もしもの時に備えておくことはとても大切ですね。

愛犬のためにしてあげたいことは沢山あるかと思いますが、こういった準備を整えることで、緊急時も対応できるようにしていきましょう!


★プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー Twitter開設しました★

https://twitter.com/Playbow_academy