犬の気質とは?

犬の「気質」

こんにちは。プレイボゥの鈴木です。

最近だいぶ春めいてきましたね。
うぐいすの鳴き声はまだですが、そろそろでしょうか。

さて前回「気質とは?」「気質テストって?」というところで終わりましたが、既にこの言葉や
テストについてご存知の方もいらっしゃるのでは?

 

私が初めて気質テストを知ったのは2014年、プレイボゥで企画したスウェーデン研修ツアーでの事でした。
(プレイボゥアカデミーでは、コロナが蔓延するまでは欧州のトレーニングスクールや保護施設を回るツアーを企画しておりました!)

気質テストの写真

気質テストの一部

 

気質をウィキペディアで調べると以下の様に出ています。

◆気質(きしつ、temperament)とは、人間や哺乳類などの動物の集団が
先天的にもっている刺激などに反応する行動特性である。
性格と同一視されやすいが、性格は気質から作られる各個体の行動や
意欲の傾向である。
2005年に犬の品種間の気質などの遺伝子の差は
人間の個性レベルであるとの発表もなされた◆

 

ただ、先天的に刺激に対して強かったとしても社会化期によって植えつけられるものも影響はするので、気質が全てではありませんが、もともと忍耐強いものをもっているのといないのでは
その差はでてくるのではないかと思います。

この気質がどんなものなのか、というのを把握していれば、その後その犬とともに暮らしていく上で、環境設定や対応がわかりますよね。

また気質を把握し交配する事で、子犬もその気質を受け継いでいく事になるので
問題行動(もともと持ち合わせてしまう攻撃性や怯え)などを引き起こす事も100%とは言えずとも避ける事が出来ます。

こんなテストが日本でも当たり前に行われたら捨てる飼い主もきっと減っていくでしょうね。

 

 

「気質テスト」とは

気質テストの写真

気質テストのワンシーン

 

では、気質テストとはどんなものなのか、だいたい予想されたのではないかと思いますが、
様々な刺激を与えて(恐怖心を煽るものではありません)テストし、その様子を数値化するものです。
数値はレーダーチャートにされ、その犬の行動特性のバランスを見る事ができます。

レーダーチャートの写真

レーダーチャート例

 

怪しい人に対しての対応、金属音、好奇心等々、様々なテストが行われ
それに対してかなり細かい判定がなされます。
数値化するそのジャッジの観察力は優れたものでなければいけないので
ジャッジになるには7年かかるとの事!

スウェーデンで拝見したものは家庭犬のテストでしたが、ドイツでは保護犬の気質テストもあります。
C-BARQというアメリカの2人の研究者が開発した「飼い主への質問でその犬の行動性を測る」
というのもあります。

現在、日本向けに麻布大学の研究者が開発し公開されているという事なので、
ご自身でやってみてもいいかもしれません。

ただこれは、飼い主が自分の犬を判断しているので
可愛いわが子を果たして本当に客観的に見れているのかな?というのが
少々不安・・・。
でも、もしかしたら自分の犬の意外な一面を知ることができるかもしれませんよ。