前後に注目

こんにちは!プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー関西校の矢川です。

皆さんに配信しておりますこのメルマガですが、当然といえば当然なのですが、スタッフ間でも読むことが出来ます。

ですから、スタッフが何が好きなのかとか、何に興味を持っているのかなどが、会話をしなくても、あらかじめ知っているので、「この間、メルマガに書いてた、あれって~」みたいな話から会話が弾むことも多いですね。

プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーはとてもアットホームな雰囲気なんですよ!さて、今回は少し前に自分が関東校中目黒教室を訪れた際に森山社長の愛犬、ケイティがとっていたある行動について、ご紹介いたします。

ケイティがとっていた行動とはそれほど珍しくはないのですが、いわゆる犬の穴掘りのような仕草前足で物を掻く行動をしていました。

犬って何故、穴掘りをすると思いますか?実は、理由は様々ありまして、何個かご紹介すると、・巣穴づくり・ストレス・本能や習性の影響などがあげられます。

実際にケイティがとっていた行動はクッションのような物を前足で数回掻くような行動をとっていました。その後、あごをクッションにのせて寝ていましたので、ケイティのとっていた行動の理由は巣穴づくりや寝床づくりといったニュアンスに近かったかもしれません。

ケイティ

クッションを寝心地の良い高さに 設定したケイティ

犬がその時取った行動にのみ、フォーカスをあてると、全く違う意味に捉えてしまう場合がありますので、注意が必要です。例えば、遊び終わった後に、犬をケージやハウスに入れた際に前足で床を掻く行動をとったとします。(ケージやハウスで過ごすのが少し苦手な犬のケースとして)「巣穴づくりをしているんだな」と思っていると、その巣穴づくりがいつまでたっても終わりません。ずっと床をカリカリと掻き続けています。

このような場合のケースでは遊びが終わってしまい、少し苦手なハウスやケージに入ったことによるストレスの可能性が高くなります。

ですので、なぜ犬がその行動をとったのかを知るには、その行動の前後に注目することが大事なのです。犬のボディランゲージ(犬のコミュニケーションの一つ)において、同じボディランゲージをしていても全く違う意味を示す場合がありますので、興味のある方は調べてみてくださいね。