みえる世界
こんにちは。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の石田です。
前回は、アイコンタクトそして犬の眼の構造についてお話しました。
早速ですが、皆さまにはコンプレックスってありますか?
こんな質問をいきなり投げ掛けた私にはコンプレックスが沢山あります。
せっかく眼についてお話したので、それに関わるコンプレックスの1つをお話すると、私は、小学生頃から視力が悪いです。
その頃から、メガネやコンタクトなしの生活は考えられません。
ネットなどでよく、視力の悪い人の視界はこんな感じ!という画像があったりしますが、まさにその通り!
まわりの景色はもちろん、人の顔も、裸眼だとかなり近づかないと認識できません。
前回もちらっとご紹介したとおり、当スクールのFacebookやInstagramでもアイコンタクトの話がでた際、ぼくとケイティがじっとスタッフを見つめる写真がアップされました。
そして、『あの二頭にはどんな世界がみえているのだろう』と気になったので、今日は犬から見える世界について調べた結果を皆さんにお伝えします!

犬から見える世界
まず、私たち人間は、目が顔の前面についていますので、横を向いたり振り返らない限り真横や後ろ側を見ることはできません。
犬の場合は、犬種にもよりますが、左右の目は離れてついています。
犬の限らず、多くの動物は顔の左右に目が離れてついていることで、人間よりも広範囲を見ることができます。
両眼視と単眼視とは
そもそも、視野とは両目で見る「両眼視」と片目だけで見る「単眼視」の二つにわかれます。
両眼視は、左右の目を使って立体的にモノを見ることができるため、大きさや距離などを「正確に見る」ことが得意です。
動物だと、獲物の大きさや飛び移ろうとしている枝までの距離を測る際に使われます。
一方、片目だけで見る単眼視は、モノを正確に見ることが苦手な一方で、広い範囲を見渡すことを得意としています。
例えば!ライオンとシマウマの関係をイメージしてみてください。
ライオンは、シマウマを仕留めるために正確な距離が大切なので目が前面にあります。
一方、シマウマは、どれだけ早くライオンに気づけるかが大切なので、広範囲を見渡せるよう目が左右にわかれています。
生きるために大切なことの違いが、目の位置に現れているのです。
視野角にも違いが
人の視野角は両眼視野が約120度、単眼視野が約40度ですが、犬は両眼視野が約30〜60度、単眼視野が約135〜150度とされています。
つまり、犬は人間に比べ、物を立体的に見る視野は狭いですが、物を捉える視野は広いといえます。
さらに、犬の視力は人の視力の単位でいうとだいたい0.2〜0.3ほど。
ここでふと。
私は、裸眼だと0.2より視力が低いので、あれ?犬の方が私よりもはっきりした世界が見えているのか!と新たな発見がありました。
犬は動体視力が優れている
また、先ほどの両眼視野を考慮すると、人に比べてかなり狭い範囲しかハッキリ見えていないことがわかります。
ただ、これは単純に人に比べて視力が良くないということではありません。
動体視力という面では人より優れ、動きの速いものや遠くの変化に敏感に反応します。
犬は、人より優れた嗅覚や聴覚も使って物を認識する、つまり、複数の感覚器を使って物を認識しているのです。
また、色の見え方についても近年の研究では暖色系を黄色、寒色系を青色として大まかに認識しているのではないかと考えられているそう。
まとめると犬は広範囲の視野をもち、視力は0.2~0.3だが、動体視力に優れ、大まかに色も認識していると考えらている、ということです。
想像すると・・・人とはまた異なった世界が見えているのですね。
こうして犬から見える世界を考えることで、犬への理解がより深まりますように!
(参考文献:ペトことhttps://petokoto.com/articles/82)












