五感覚

こんにちは。プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の石田です。

 

10月に入り、季節は秋を迎えていますが、皆さんはどんな時に秋を感じますか?

私は、毎年、金木犀の香りに気付いた瞬間秋を感じます。

 

秋という季節が好きなので、今年も、かすかに感じる特有の甘い香りに気付いた瞬間、なんだかとても嬉しくなりました。と、今までの私ならばここで終わっていたのですが、

 

今年は、あの金木犀の香りを感じ取った瞬間に、

”私の嗅覚は、この香りをしっかり覚えてかすかな香りでも反応するのかな”なんてことを、同時に思いました。

 

 

というのも、以前から新型コロナウイルスの探知方法の一つとして、探知犬を導入している国があるという話をニュースで知っていたことと、先日の授業にて、生徒さんから講師へ、犬の感覚についての質問があったからです。

 

その質問とは、『犬は普段、視覚と嗅覚をどの程度の割合で使っているのか。』との内容。

 

以前のメルマガにて犬の視力や視界について記載しましたが、それをどの程度使用しているのかまでは考えがいたりませんでした。

 

なので、これを機に犬と人の五感覚の割合を、調べてみると・・・・

 

人の五感覚の割合が・・・視覚83%・聴覚11%・臭覚3.5%・触覚1.5%・味覚1%と視覚がメインなのに対し、

犬の五感覚の割合は、諸説あるようですが、大まかに表すと・・・嗅覚40%・聴覚30%・視覚20%・その他と、主に嗅覚・聴覚・視覚の3つを用いて情報を認識しています。(参考URL:https://alternativecom.sakura.ne.jp/pet/?p=669)

 

割合をぱっと見ただけでも、人とはずいぶんと異なった感覚で過ごしていることが分かります。

 

さらに、日々嗅覚を使ったドッグトレーニングを行っている犬は、さらに嗅覚の割合が高くなるでしょうし、逆もまた然り・・。

人にも言えることですが、犬も其々が生活している環境や習慣によって感覚の割合も変わってきます。

 

 

そして、そういった違いを認識することで、より犬への理解が深まっていきます。

それにしても、臭いと音がメインの世界・・

 

 

どんな世界なのでしょう?想像するだけでワクワクしてしまいますね。

 

ぼくとあーちゃんの写真

どんな世界が見えているのでしょう・・?

 

 

皆さんもぜひ、犬が感じている世界をイメージ・理解し、犬との生活や日々のドッグトレーニングに役立ててみて下さい!