犬の個性を認める
こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の大竹です。
突然ですが皆さん、今期ハマっているテレビドラマはありますか?
私はテレビっ子なので、新しいドラマが始まる時期は「面白そうなドラマはあるかな?」とかかさずチェックをしています☆
そんな私が今期ハマっているドラマは「私の家政夫ナギサさん」です。
そのドラマの中で、先日「ナギサさんの言葉が刺さる」とネットでも話題になった一言があります。
それは「できるところだけじゃなくて、できないところも見てあげてください」という言葉です。
(以下、ドラマの内容に触れます!)
これは、仕事は出来るが家事全般が苦手な主人公が、母親の「あなたなら仕事も家事もできる!」という期待に応えようと奮闘するものの無理がたたってしまった、という回で家政夫のナギサさんが主人公の母親に向けて言った一言です。
人間ですもの、得意不得意くらいありますよね。
親子間であったり、職場間であったり、その人の得意不得意を認めて付き合っていくことはとても
大切なことだと改めて感じた場面でしたし、そう思われた視聴者も多かったのではないかと思います。
では、皆さんは愛犬の「できないこと」認めてあげていますか?
人と同じように、犬にも得意不得意はありますし、それはその犬の個性でもあると思います。
しかし、「犬はこうあるべきもの」や「トレーニングすれば何でもできるようになる」といったイメージが先行してしまうが故に、時に飼い主さんが犬に対して高いハードルを課してしまうことがあります。
例えば、「うちの犬は他の犬が苦手なんですけど他の犬とお友達になってほしいんです!」という依頼が飼い主さんからあったとします。
(ここでは社会化不足のため他の犬が怖い、という可能性は一旦抜きにします)
その犬にとって、他の犬と仲良くすることは必ずしも必要なことなのでしょうか?
人間でも、人見知りであまり親しくない人と話したりするのは苦痛という方もいらっしゃるように、犬でもそういう子はいると思います。
むしろ、同じ種である「犬」よりも人間である「飼い主さん」の方が好き!ということであれば、飼い主としてこれ以上嬉しいものはないですよね^^
飼い主さんにはそういったお話をして、愛犬とよりよい関係を築いていけるようお手伝いするのもトレーナーのお仕事ですU^(ェ)^U
また、プレイボゥのトレーニングマネージャーである児玉先生の愛犬、ぼくくんはおすわり、まて、呼び戻し等の基本的なトレーニングがバッチリ入っていて「さすがトレーナーの犬だな!」という感じなのですが、ぼくくんはちょっと怖がりな一面もあり、なかでも自転車が苦手です。
自転車に対する恐怖心をなくすために自転車慣れのトレーニングをすることもありますが、ぼくくんにとって自転車に対する恐怖心のレベルはとても高く、トレーニングをするほうがぼくくんの負担になってしまうため…
児玉先生は無理にトレーニングをすることなく、道を歩くときは自転車が来ないか気を配り、自転車と出くわしたときはさっとぼくくんを自転車から遠ざけるようにして歩くことで、ぼくくんが恐怖心を感じないようにケアをしてあげています。
怖がりな一面もぼくくんの「個性」として愛情をもって接する児玉先生。
そんな児玉先生が大好きなぼくくん。
そこには揺るぎない信頼関係が生まれています。
日本中の犬と飼い主さんの関係性がそうなることを願って…
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミーは犬と飼い主さんの素敵な関係構築をサポートできる質の高いドッグトレーナー輩出を目指し日々活動しております。
あなたの愛犬はどんな個性を持っていますか?U^(ェ)^U