フラッフィーのコーギー

珍しいコーギー見かけました!

こんにちは。
プレイボゥドッグトレーナーズアカデミー事務局の瀬尾です。

先日、中目黒教室からの帰路でフラッフィーのコーギーを見かけました!


さて、このタイトルにもある「フラッフィーのコーギー」、皆さまはご存知でしょうか?


恥ずかしながら私は初耳で、一緒に帰っていた同僚に教えてもらいました。
すごく簡単に言うと、コーギーのロングコートバージョンです!

同じく初耳という方、どうですか?
モフモフしたコーギーなんて、想像しただけで可愛さが溢れませんか?(笑)
見かけたフラッフィーもモフモフで、一見するとシェットランドシープドッグの子犬にも見える風貌です!
フラッフィーと分かってから観察できたのはほんのわずかだったので、また近いうちに会いたい(見かけたい)です!

ちなみに「フラッフィー」とは、「ふわふわ」「綿毛」という意味の言葉になります。
なぜ「ロングコートのコーギー」と言わないんだろうと疑問に思いましたが、ぴったり!納得です!

ただ、コーギーってスタンダードな短毛の子でも、すごく毛が抜けるイメージ。
調べたところ、フラッフィーも例にもれず、むしろロングヘアの分、より抜け毛がすごいようです。

可愛いだけじゃないところも、また憎いですね♪

フラッフィーが生まれる理由

元々短毛のコーギーに長毛の子が誕生するのは不思議ですが、コーギーに限らず、犬の世界では短い毛が優性遺伝、長い毛が劣性遺伝とされているようです。
「劣性」と聞くとあまり良いイメージはないかもしれませんが、「毛」に関して劣性、という話ですので誤解しないでくださいね。
つまり、フラッフィーはコーギーの毛の劣性遺伝により生まれてくる貴重な種類になります。

フラッフィーが珍しいのはなぜ?

では、こんなにも愛らしいフラッフィーのコーギーがなぜあまり周知されていないかというと、フラッフィーを作り出すための繁殖をしていないからになります。

この理由を説明するには、コーギーという犬種について知る必要があります。

知っている方も多いと思いますが、コーギーは犬種グループでいうと、【牧羊犬・牧畜犬】のグループに属しています。
羊など家畜の群れを追い立てて誘導したり、保護するお仕事ですね。
あの特徴的な胴長短足な体型も、追い立てる際に家畜に後ろ足で蹴られないよう改良されたものだと言われています。
短い尻尾も元々は家畜に踏まれないように切られたものなんですよ。

牧羊犬は、雨でも雪でもお仕事をします。
そのため、長い毛のコーギーは、外での活動には不向きだったようです。

ちなみに「コーギー」と一言で言っていますが、実はコーギーには2種類いるのはご存知でしょうか?
「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」と「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」です。

この話をしてしまうと長くなってしまうので、今日はこの辺で。
また犬種の話などは別の機会にお話しできればと思います。

〇●ーーーーーーーーーーーーーーーーー
犬種グループを越えて活躍する犬のお話↓
警察犬として活躍したコーギーもいたようです!
犬種を超えた活躍~警察犬~
〇●ーーーーーーーーーーーーーーーーー


本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました^^
皆さまもフラッフィーのコーギー、探してみてください♪

これがフラッフィーのコーギーです♪

★次回のブログ更新日は、3月5日(土)予定です!